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更新日:2024.06.04

銘木一枚板で作られた木の表札の魅力は?メリット・デメリットやメンテナンス方法を解説

クス一枚板表札

家の顔とも呼ばれる「表札」

近年ではプライバシー保護の観点や防犯意識の高まりから、表札を出さない家庭も増えています。
とはいえ、まだまだ表札を出している家庭も多く、特に持ち家は表札を出しているケースが多くなっています。

 

素材はアルミやガラス、天然石、チタン、アクリルなどさまざま。

中でも銘木一枚板で作られた表札は、高級感があり人気の素材です。

 

銘木一枚板で作られた木の表札の魅力やメリット・デメリット、メンテナンス方法を解説するので、表札にこだわりたい方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 銘木一枚板を使った表札の魅力
  • 一枚板専門店アトリエ木馬の表札について
  • 一枚板表札のメンテナンスをご紹介

表札とは

表札は郵便物を届ける目印として、大正時代頃から普及し始めました。

現在ではプライバシー保護の観点や防犯意識の高まりから、表札を出す家が減少傾向にあり、マンションや賃貸では表札のない家も珍しくありません。

 

しかしSUUMOジャーナル編集部が、2016年3月に300人を対象に行った調査によると、持ち家の77.3%の人が表札を出しているという結果に。
持ち家の人は、表札を出す傾向が強いようです。

 

また表札の素材はさまざまで、以下のように多様な種類があります。

・天然石
・天然銘木
・タイル・陶板
・ガラス
・アクリル
・ステンレス
・銅
・真鍮
・アルミ
・チタン

 

好みや住宅との相性などに合わせて、幅広い選択肢から選べます。

 

参照:SUUMOジャーナル「表札って出す? 出さない派は約5割。賃貸と持ち家で結果に差が」 (参照:2022-4-20)

表札の素材で人気の銘木とは?

  • 一枚板になる前の丸太の状態

数ある表札の素材の中でも、人気なのが銘木です。

銘木とは色や形状、質感が一般的な木よりも優れた木材のこと。
家具や建築、木工品などさまざまな用途で使用されてきました。

 

多くの銘木は希少価値が高く、高価なケースがほとんどです。
しかし樹種によっては流通量が多く、安価で取引される場合もあります。

 

主な銘木の種類

ひと口に銘木といっても、日本の木材もあれば海外の木材もあるので、それぞれ異なる特徴を持っています。

特に有名なのが「世界三大銘木」と呼ばれるマホガニー・ウォールナット・チーク
世界的に人気が高いため、希少価値が高く入手困難です。

 

他にも日本ではトチやクス、ケヤキ、ヒノキ、サクラ、イチイなどの木が、銘木として愛されてきました。

普通の木とは違う!銘木一枚板の表札の魅力

  • トチ円形表札

表札にはさまざまな素材が使われる中で、銘木を選ぶメリットはどのようなところにあるのか、魅力を紹介します。

合わせてデメリットも紹介するので、メリット・デメリット両面を押さえた上で表札に使用する素材を検討してみてください。

 

メリット

銘木一枚板で作る表札は丸太をそのまま切り出すため、木目の表情を損なわずに味わえるのが魅力です。

色や木目などが美しいという、銘木の特徴を余すことなく表現できます。
特に和風建築との相性は抜群で、木目の美しさと温かみがよく馴染みます。

 

とはいえ木材の種類やデザインによって威厳ある表札になったり、おしゃれな表札になったりと、幅広く対応できるので、和風の家に限らずどのような住宅にもぴったりです。

また天然の木材は時間が経つごとに、色味が濃くなったり淡くなったりと、経年による変化を楽しめるのも魅力です。

 

デメリット

天然木は風雨や日光に晒されると劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

ニスやオイルなどでコーティングされるのが一般的ですが、使用している間に腐食や変色が生じやすくなっています。

定期的にニスやオイルを上塗りして、メンテナンスすることで、より長期間美しい状態を保てるようになります。

 

こうしたメンテナンスは2カ月〜3カ月に一度は行う必要があるので、維持していくには手間と時間がかかるのが欠点です。

しかし丁寧にメンテナンスしていれば、美しい状態を長く保てるのはもちろん、経年変化により味わい深い表札へと成長していきます。

MOKUBAで作れる銘木一枚板の表札の種類

MOKUBAでは、さまざまな銘木一枚板の表札作りを承っています。
樹種やデザイン、フォントなどを多様に用意しており、あなただけの表札を作成可能です。

 

樹種

表札の樹種

樹種は全部で6種類あり、好きなものを自由に選べます。

ウォールナット:世界三大銘木の一つ。深い色と美しい木目が特徴で、和洋ともに相性が良いのが魅力
チェリー:別名アメリカンブラックチェリー。淡く温かみのある優しい色合いから、経年変化で徐々に飴色になるのが魅力
ブビンガ:濃い赤茶が特徴的。独特の入り組んだ木目が魅力
トチ:金色や白く光る色合いに見える部分、赤みを帯びた部分に分けられる。和素材でありながら、モダンな雰囲気にも合うのが魅力
クス:防虫効果・消臭効果の高さが特徴。白く柔らかい下地に、暗めの色味を足したようなシックな色合いが魅力
アフリカンチェリー:別名ボセ。強く赤味を帯びた色合いが特徴で、光の反射で立体的に浮かび上がる模様が魅力

 

いずれも人気の樹種ばかり。
好みや表札を掲げる家のデザインなどに合わせて、ぴったりな銘木を選べます。

 

デザイン

デザインラインナップ

表札のデザインは全部で13タイプ。
ベースとなるのは正方形・長方形・円形・正方形(2世帯対応デザイン)の4種類で、それぞれに文字の配置が異なるタイプがあります。

正方形:3タイプ(W150×D150×T25)
長方形:3タイプ(W180×D80×T40)
円形:4タイプ(W150×D150×T25)
正方形(2世帯対応デザイン):3タイプ(W150×D150×T25)

 

表札の形や文字の配置によって、同じ樹種でも印象が異なります。
好みに合わせて、デザインを選んでみてください。

 

文字のフォント

文字のフォントは漢字書体・英字書体それぞれ6種類の、全12種類から選べます。

 

【漢字書体】

・A-OTF リュウミン Pro
・HG 正楷書体 -PRO
・MS 明朝
・HGS 教科書体
・HG 丸ゴシックM-PRO
・MSゴシック

 

【英字書体】

・小塚ゴシック Pr6N
・Consolas
・TRAJAN PRO
・ORATOR STD
・Times New Roman
・Andalusia

 

ちなみに文字の色は素材の良さ・木目が際立つように、レーザー彫刻で自然な焼き色に仕上げています。

 

オプション

オプションとして「耳付き」「アクリル2層板(正方形)」の2つがあります。

 

耳付表札

耳付きとは「丸太の最も外側の部分」が付いたままの木材のことで、一枚板の魅力をより一層引き出してくれます。
もちろん木によって耳の風合いは異なるため、世界に一つの表札です。

 

アクリル2層板(シルバー)

またアクリル2層板(正方形)は、特殊なアクリル素材と銘木を貼り合わせて仕上げます。
銘木と異素材を融合させることで、モダンなデザインの表札に仕上がります。

 

アクリル2層板のカラーは以下5種類となっています。

・ゴールド(文字:黒)
・シルバー(文字:黒)
・ホワイト(文字:黒)
・ブラック(文字:白)
・アンティークゴールド(文字:黒)

アクリル2層板種類

 

オプションを活用すれば、より洗練された表札に仕上がります。

 

価格

価格は表札デザインの種類と、オプションの有無で異なります。

・正方形:19,800円(税込)
・長方形:19,800円(税込)
・円形:24,200円(税込)
・正方形(2世帯対応デザイン):19,800円(税込)

 

またオプションの金額は、以下のとおりです。

・耳付き:1,100円(税込)
・アクリル2層板(正方形):1,650円(税込)

銘木一枚板の表札のメンテナンス方法

  • メンテナンスキット

銘木でできた表札は、定期的なメンテナンスが必要です。
紫外線・水分から守る必要があり、それぞれメンテナンスを行いましょう。

 

紫外線から守るメンテナンスについては、3カ月に1回ほどオイルの塗布がおすすめ。

リボスオイルや米油、くるみ油・えごま油、亜麻仁油など、空気に触れると乾燥する乾性油オイルが適しています。
また、撥水性を付与するメンテナンスについては、2カ月に1回ほどニスなどでコーティングを施すと雨など水分による劣化を抑えられます。

 

どちらも定期的に施せば、美しい状態で使い続けられるので、こまめなメンテナンスを心がけてください。

銘木一枚板の表札を家のシンボルに

  • ブビンガ一枚板表札

銘木の一枚板を表札にすると、銘木ならではの美しい木目や色が楽しめます。

経年変化により味わい深くなっていくので、年月が経つにつれ美しくなります。
ただし定期的なメンテナンスが欠かせないので、しっかりと手入れを施しましょう。

 

あなたの家のシンボルとして、ぜひ銘木一枚板の表札を掲げてみてください。

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