更新日:2025.05.21
自然とつながる暮らし、はじめませんか?
こんにちは、アトリエ木馬大川ギャラリースタッフⓀです。
こちらのブログでは、天然木や一枚板の魅力、日々出会う素敵な出来ごと、
そして私自身が感じている「木とともにある暮らし」の楽しさを、たくさんお伝えできたらと思っております。
それではさっそく「木のある暮らし」の世界へ行ってみましょう!
木がもたらしてくれる、やさしい空気
木の家具がある部屋って、なぜか空気がやわらかく感じると思いませんか?
それは木という素材そのものが持っている温かみと、長い年月をかけて育まれた自然のエネルギーが空間に染み出しているからだと思います。
無垢の一枚板に触れると木目の流れや節の模様、表面のわずかな凹凸までもが、
それぞれに違っていて、それが「唯一無二のもの」に触れている喜びを与えてくれます。
とくにお客様が初めて一枚板に手を触れたときの「わあ…すごい」という声や、
驚いたような笑顔を見るたびにやっぱり木には人の心を動かす何かがあるのだと感じるのです。
木は「もの」ではなく「ともに生きる存在」
家具は、暮らしの中で毎日使うものです。
テーブルで食事をし、会話を交わし、書き物をしたり、子どもがお絵かきをしたり。
そこには日々の積み重ねがあって、家具とともに過ごす時間そのものが「人生の一部」になっていきます。
特に無垢の木は、使う人の手や時間を受け入れながら少しずつ変化していきます。
経年変化で色が深まったり、小さな傷が味わいになったり。
最初は「家具」として迎え入れても、気がつけば「家族のような存在」になっているのです。
木は自然そのもの
私が初めて一枚板に出会ったときは、雄大な自然を連想させる圧倒的な存在感に感動しました。
切り出された一枚の木からは、樹齢何十年、何百年という年月がそのまま伝わってくるようで、「この木は、どんな風に育ってきたんだろう」と自然と想像が膨らんだのを覚えています。
木の種類によって表情はまったく異なります。
ウォールナットの重厚な深み、モンキーポッドの大胆なうねり、ケヤキの力強い光沢。
それぞれの個性がはっきりしていて、まるで生き物と向き合っているような感覚さえあります。
「暮らし」は道具で変わる
家具は道具です。
しかし、その道具が変わることで暮らしの質や気持ちまでも変わることがあります。
自然素材のものに囲まれると呼吸がゆっくりになったり、気持ちが落ち着いたりとリラックスできます。
たとえば、木のテーブルに朝日が差し込む瞬間。
コーヒーを片手に木目を眺めているだけで「今日も一日がんばろう」と思える。
そんな些細な日常が、とても豊かで大切な時間に変わることが木のある暮らしにはあるんです。
一枚板が教えてくれること
私たちは普段、忙しい毎日の暮らしの中では効率やコスパを優先することも多く、
「心地よさ」や「豊かさ」をつい忘れてしまいがちです。
そんな時に木の家具はまるで「ゆっくりでいいよ」と語りかけてくれているようです。
とくに一枚板は、ただそこにあるだけで人の心に働きかけてくれます。
それは、自然の時間をまるごと切り取ったような雄大な存在だからかもしれません。