一枚板 VS 集成材 徹底比較!
皆様こんにちは。アトリエ木馬横浜ギャラリーです。
毎日猛暑が続きますね。皆さんどんな夏をお過ごしですか?
さて、一枚板をご検討いただいてるお客様の中には、集成材と一枚板でお悩みのお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は5つの視点に分けて、徹底比較いたします!
①価格
【一枚板】
一枚板テーブルとして使える程の幅(おおよそ幅750㎜以上)まで成長する木が少なく、そもそもの流通量が少なく、希少性が高いです。
加工にも数年必要とすることから、希少性と、時間がかかる分、金額は集成材より高価になります。
【集成材】
数枚の板を繋げて作っているため流通は安定しています。
サイズ展開が豊富で、比較的安価です。
②見た目
【一枚板】
一つとして同じ木目がなく、唯一無二です。
あえて自然の木そのままの形で仕上げているものもあり、自然美が魅力です。
シンプルなお部屋にも一枚板を置くことで自然と温かみが生まれます。
【集成材】
均一でシンプルです。
スタイリッシュで清潔感がある印象になります。
ウォールナット、オークなどが主流です。
➂耐久性
【一枚板】
樹齢分だけ使えると言われているのでしっかり管理していただければ100年以上使えます。
お部屋の環境や木が持っている性格なども影響しますが割れ、反りのリスクはあります。
別途料金にはなりますが、弊社に預けていただければ磨き直しが可能です。
【集成材】
材の反り、収縮・膨張が起こりにくく、トラブルが少ない傾向にあります。
材を繋げている接着剤の劣化により、接着部の耐久性が低下する場合があります。
④メンテナンス性
【一枚板】
乾燥しやすい秋冬には割れ、反りに注意が必要です。
ウレタン塗装の場合は普段のお手入れは水拭きのみで大丈夫ですが、オイル塗装の場合は1年に一回オイルを塗りなおしていただくことをオススメしております。
【集成材】
大きなメンテナンスは不要のため、手軽に扱えます。
気軽に塗装や補修も可能です。
⑤価値
【一枚板】
経年変化で色味が変わり、長く使うごとに味が出てきます。
一枚板の材は減り続けているため、資産価値もあります。
ワシントン条約で既に輸出が禁止されているブビンガや、世界遺産に認定され伐採が禁止された屋久杉などは特に貴重です。
【集成材】
実用性は◎、資産性は低めです。
ただし材のお値段は年々上がり続けています。