更新日:2024.08.28
空間と健康の関係性
こんにちは。
アトリエ木馬大川ギャラリーです。
今は携帯電話やインターネットの普及、科学の進化により、昔よりも便利で快適な社会となりましたね。
しかし、その一方で便利になりすぎたがゆえに生活リズムのペースも加速して、なぜか昔よりも今のほうが忙しく感じるし、一日があっという間に過ぎていくように思いませんか?
本日は、そんな現代社会においての「空間と健康の関係性」について考えてみたいと思います。
人は1日の大半を室内で過ごしている
人は1日のうちの多くの時間を家や学校、オフィスなどの建物の中「空間」で過ごしています。
また、2020年には新型コロナウイルスが世界中で大流行し部屋で過ごす時間が増えたこともあり、年々空間への関心度が高まってきています。
では一体、空間はどんな影響を人へ与えているのでしょうか。
感覚について
人間には生まれつき持っている感覚があります。
それは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感です。
その感覚から人は、常に自分の周りの情報を感じ取っていて、意識的、無意識的であれ脳に感覚情報を伝え続けています。
この他にも感覚には、お腹が痛い時に感じる「内臓覚」や「骨と筋肉の動きが分かる感覚」など、たくさんの感覚を人は持っているそうですよ!
幸せホルモン・ストレスホルモン
人は可愛いものや動物、植物や自然の美しいものを見ると、脳から幸せホルモンが分泌され体の細胞が活性化され明るく元気になります。
反対に散らかった空間、不快感を感じるようなものが視界に入ると、ストレスを与えるホルモンが分泌され、免疫系・中枢神経系・代謝系など、身体のさまざまな機能に影響を及ぼしてしまいます。
“ホルモン”とは心と身体の健康状態を結びつける情報伝達物質なんですね。
ホリスティック空間とは
最近よく聞く” ホリスティック空間“という言葉がありますが、それは「人がその空間にいるだけで、心も体も癒され健康で幸せになれる空間」ということで使われています。
人は多くの時間を過ごす住まいやオフィスの空間が冷たく無機質だったりすると、自然のぬくもりを感じられず心身のバランスを崩しやすくなりますが、自然と調和するホリスティック空間の中にいると、疲れたり落ち込んでいたとしても、自然のぬくもりや癒しを感じることかでき明るく元気になれます。
人が心地よいと感じる条件
人により「リラックスできる空間」というのは異なりますが、ゆとりあるくつろぎの空間であることがとても大切になります。
光が差し込む風通しの良い空間では、自然と呼吸も深くなり穏やかで幸せな気持ちになれますし、趣味を楽しめる場所だったり、自分に合った過ごし方ができると心も満たされます。
他にも家の中に木のぬくもりを感じるインテリアを取り入れたりすると、ゆっくりと時間が流れるような雰囲気を演出することができるので、特に一枚板でできた家具はリラックスできる空間作りにおすすめです。
一枚板がお部屋にあることで、見た目はもちろん、香りや手触りといった様々な感覚に作用し、リラックスできるはずです。