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更新日:2024.11.11

レジンテーブルのデメリット・メリットは? 購入時のポイントも解説

ポプラとブルーレジンのダイニングテーブル

レジンテーブルは、重厚で大自然を思わせる美しい外観から人気を集めています。一方で価格や重量、色合いの変化には注意を払わなければなりません。

長く綺麗に使い続けられる良質な製品を選ぶには、購入前にレジンテーブルの特徴について理解を深めておくことが大切です。

この記事ではレジンテーブルのデメリットとメリット、購入時のポイントを解説します。

レジンテーブルの一枚板の魅力

  • トチのレジンテーブル

レジンテーブルは、木材とレジンという樹脂を組み合わせて製作するインテリアです。

樹齢の長い巨木から切り出した一枚板を基礎として、樹脂を用いて装飾が施された芸術性の高いテーブルです。

レジンテーブルは優れたデザイン性から注目を集め、ダイニングテーブルやバーのカウンター、ホテルのラウンジをはじめ、見かける場面が増えつつあります。

元々無色透明なレジンは、着色料の添加によって色味に変化を加えることが可能です。樹木の良さを生かした一枚板と相性が良く、まるで大自然の景観をテーブルにそのまま広げたかのような、ダイナミックな印象となります。

レジンテーブルのデメリットとは?

  • ポプラのレジンテーブル

レジンテーブルの難点は高価な価格と重量、変色リスクです。以下でより詳しく解説します。

 

価格が高い傾向にある

レジンテーブルは一般的な木材のテーブルと比べて高価です。高品質のエポキシ樹脂は値が張り、商品の価格に反映せざるを得ないためです。
また一枚板とレジンを接着させる際は熟練の技術が必要で、製作には相当な時間がかかります。

さらにレジンテーブルの製作は材料を組み合わせて終わりではなく、数週間に及ぶ硬化の期間が必要です。
固まるまで動かしてはならず、接着剤やレジンが溶けないよう、空調の効いた部屋で長期間乾燥させます。

このように、質の高いレジンテーブルを製作するには、熟練の技術や長期の製作期間が必要なため、必然的に価格が上がります。

 

重量がある

大きな一枚板を用いたレジンテーブルは非常に重く、持ち運びには適していません。屋内に運び入れる際は数人がかりでなければ困難でしょう。

また、ダイニングテーブルに使用する場合、サイズによってはレイアウトを変更したくても簡単にはできないこともあります。

よって使い勝手の面では不便に感じることもあるかもしれませんが、その分重厚なインテリアとしても魅力です。

 

変色の可能性がある

レジンテーブルではレジンの部分が徐々に黄金色へと変化していく「黄変」が生じる場合があります。
経年劣化の症状のため、使用方法に問題がなくても、ある程度の色味の変化は避けられません。

ただしエポキシ樹脂の種類によって、黄変の進行には違いがあります。数カ月程度で黄変が始まるものもありますが、高品質な素材を用いたレジンテーブルは1年経っても無色透明なままです。

アトリエ木馬では、独自のレジンの配合により、透明度が高く黄変しにくいレジンテーブルを実現しています。

エポキシ樹脂が少しずつ綺麗な黄金色に変化する様は、長年の使用による味わい深さとも捉えられます。
黄変は必ずしもデメリットとは限りませんが、クリアで清潔感のある外観を保ちたい人は嫌だと感じるかもしれません。

レジンテーブルの一枚板のメリットを紹介

  • ポプラのカラーレジンテーブル

レジンテーブルは見た目を華やかに調整しやすい上に、優れた耐久性を備えたインテリアです。お部屋に取り入れることで得られるメリットを解説します。

 

唯一無二の華やかなデザイン

レジンを緑や青などに着色すれば、まるで海や宝石を閉じ込めたかのような、華やかな見た目のテーブルになります。

一枚板は百年以上の歳月を経て育った巨木の形状や木目をありのまま使用しており、同じ模様や形は二つとしてありません。

海や天然の鉱石を彷彿とさせるレジンと、個性的な外観の一枚板を組み合わせたレジンテーブルは唯一無二の逸品です。

大自然を思わせるダイナミックな外観は、一般的な木製テーブルでは実現できないでしょう。

 

十分な耐久性

エポキシ樹脂は水染みができにくく、汚れに強い特性があります。

エポキシ樹脂はプラスチックより強度が高い素材です。使用環境や使い方に注意を払い、丁寧に使っていれば50年以上にわたり使い続けられます。

まさに一生ものの家具ともいえる耐久性の高さは、レジンテーブルのメリットです。

レジンテーブルの購入時のポイント

  • ポプラレジン(半透明)
  • レジンウォールナット
  • トチレジン

レジンテーブルを購入する際のポイントは事前に使用場所を決め、素材の質にこだわることです。
いずれも劣化の速度を遅らせ、美しい状態を長く保つために重要です。

 

高温多湿の環境を避けられる場所を想定する

常に高温多湿の環境では、レジンの劣化が早まる恐れがあるためレジンテーブルを使うのは避けましょう。

屋外での使用は止め、夏場の屋内で使用する際は急激な寒暖差を避けつつ冷房を効かせた部屋に設置してください。

室温35℃以上の密室でレジンテーブルの上に重い物を置いたままにすると、たわみが生じる場合があります。

同じ理由で、熱した鍋などを直置きすることも避けましょう。

 

一枚板の樹種にこだわる

レジンテーブルには天然木の一枚板が大胆に使われるため、木材の樹種によってテーブル全体の印象が大きく変わります。

どのような樹種があり、それぞれにどのような特徴があるのかを把握しておくことが大切です。

アトリエ木馬で人気のあるレジンテーブルの樹種は、レジンの透明色とも馴染みがよく、カラーレジンの色味も引き立つポプラトチといった白色系です。

他にもケヤキボセといったあたたかみのあるライトブラウンとクリアレジンとの組み合わせや、ウォールナットとブラックレジンの重厚感ある組み合わせなども人気です。

ご自身の好みに合った樹種を選ぶことで、購入後も愛着を持って使い続けることができるでしょう。

まとめ

レジンテーブルは高価で重量があり、長期間使用していると色味が変化するといった特徴があります。

これらは必ずしもデメリットではなく、重厚で高級感があり、長く付き合っていける家具ともいえます。

アトリエ木馬では、独自の製法でレジンテーブルに適した研磨・塗装を行い、長く安心して使えるレジンテーブルを作成していますので、

レジンテーブルの特性を理解した上で購入を検討してみてください。

 

アトリエ木馬では、一枚板のレジンテーブルをはじめとする、無垢材を使用した上質な家具を取りそろえています。

世界に一つの一枚板テーブルの購入をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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