更新日:2021.10.10
ウレタン?オイル?
こんにちは、アトリエ木馬天神ギャラリーです! 相変わらず残暑が厳しいですが、朝方や夜など涼しい時間が増えてきましたね。 秋が近づいているのを感じます。 さて、今回は今までも何度か当ブログでも取り上げてきましたが、 改めて一枚板の塗装についてご説明したいと思います。 ウレタン塗装のモンキーポッド と
オイル塗装のアンバーウッドです。(塗装よりも形が気になります。。)
本来は同じ木で比較した方が分かりやすいですが、親戚同士の木で似ているということでお許しください。(笑)
写真だと分かりにくいですが、若干ウレタン塗装の方が色が濃くツヤが出ており逆にオイル塗装の物は少しマットで落ち着いた色合いになっています。
また塗装の違いは色味の違いだけではありません。
まず、ウレタン塗装というのはその名の通りウレタン樹脂を吹き付けてコーティングする塗装です。
ラッカー塗料などに比べると衝撃にも強く、水も通しにくいためダイニングテーブルにうってつけ。メンテナンスフリーなのも特徴です。
樹脂の膜が光を反射して、写真のようなツヤのある表面に仕上がります。
次にオイル塗装というのは、木に直接オイル=油を染み込ませて仕上げる仕上げです。
年1回ほどオイルを塗ってあげることで、よりアジが増していきます。
木肌が露出した状態のため、ウレタン塗装のような撥水性は無くオイルを塗る手間もかかりますが、木の優しい手触りはオイル仕上げならでは。
触れば触るほど気持ちの良い手触りに変化していきます。革の靴やバッグのように永く使って育てていく。そんなイメージです。
デスクやコーヒーテーブルなどのリラックスする空間にはぴったりの仕上げではないでしょうか。
どちらの塗装も、それぞれ違った良さをもっていますが皆さんはどちらの仕上げがお好みですか?
店頭でも塗装の違いを確かめてみてください!