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更新日:2023.09.11

ダイニングテーブルの適切な高さはどれくらい?用途別におすすめの高さを紹介

ダイニングテーブルの適切な高さはどれくらい?用途別におすすめの高さを紹介

食事や会話を行うダイニングテーブルは、家族団らんの場所となるため、家の中でも中心的なスペースとなります。

ダイニングテーブルが居心地の良いものであれば、食事も会話も楽しくできることでしょう。

 

しかし「なんだか食べにくい」「座っていると疲れやすい」と感じるようでは、楽しく過ごすことが難しくなってしまいます。

これはダイニングテーブルの「高さ」に問題があるかもしれません。
適した高さになっていないと、座りにくかったり疲れやすかったりするテーブルになってしまいます。

 

とはいえ適正な高さがどのくらいなのか、よくわからない方が多いでしょう。

 

ダイニングテーブルの適切な高さはどれくらいなのかや、用途別のおすすめの高さを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ダイニングテーブルと椅子の高さのバランスが重要
  • 一枚板テーブルの場合は天板厚も重視
  • 用途別の最適な高さをご紹介

ダイニングテーブルの高さはライフスタイルに合わせよう

大前提としてダイニングテーブルの高さは、座る人や用途などライフスタイルに合わせて決めるのが大切です。

 

とはいえ、ひと口にダイニングテーブルといっても、その使われ方はさまざま。
椅子と組み合わせる場合もあれば、ソファと組み合わせる場合もあります。

食事用のスペースとなる場合もあれば、リビングテーブルと兼用になる場合や、大人だけでなく子供も使用する場合もあるでしょう。

 

このようにライフスタイルによって使用され方は多種多様なので、必然的にマッチする高さもケースバイケースで異なります。

 

適切な高さのダイニングテーブルを購入するには、誰がどのような用途で使用するのか具体的にシミュレーションして、その上で最適なものを選ぶ必要があります。

ダイニングテーブルの高さの基本

  • トチ一枚板テーブル

適切なダイニングテーブルを選ぶには、ダイニングテーブルの高さについて、ある程度理解しておく必要があります。

 

覚えておくべき基本事項を解説するので、ぜひダイニングテーブル選びの参考にしてみてください。

 

高さにはいくつかバリエーションがある

ダイニングテーブルの高さは均一ではなく、いくつかバリエーションがあります。

 

具体的には、おおよそ以下4つの高さに分けられます。

 

  • 63cm程度:ソファ用の高さ
  • 67cm程度:子供と使いやすい高さ
  • 70~72cm程度:標準的な高さ
  • 75cm以上:海外仕様の高さ

 

国内で生産・流通しているダイニングテーブルの多くは、天板の高さが床から「70cm~72cm」程度で設計されており、平均的な日本人(成人)の身長に合わせた作りになっています。

 

対して海外産のダイニングテーブルは、その国で暮らす人の身長に合わせて作られているので、多くの日本人にとっては高過ぎる可能性があるので注意が必要です。

 

とはいえ、あくまで平均身長に合わせたものなので、使いやすいかどうかは個人差があります。
実際に座ってみて、座り心地を確かめるのが大切です。

 

テーブルの高さと座面高のバランス関係

テーブルの高さが丁度いいと感じるかどうかは、ダイニングテーブルそのものの高さだけでなく、一緒に使う椅子の高さ(座面高)も重要なポイントです。

 

座面高とは床から座面までの高さで、この高さがダイニングテーブルの高さと合っているかどうかは、座り心地を左右する重要なポイントです。

座面高が高過ぎると脚と天板が近くなり、脚を組めないほど窮屈になります。
立ち上がりにくくなったり、座りにくくなったり、椅子が収納できなくなったりするかもしれません。

 

反対に座面高が低過ぎると、腕を上げながら食事しなくてはならず、疲れやすい体勢になります。
テーブルの奥の物を取りにくいなど、使いにくさも出てきます。

 

日本では座面高は一般的に「41cm~42cm程度」で設計されていますが、欧米では「43cm~45cm程度」が一般的です。

 

テーブルと同じく椅子の高さも国内外で異なるので、海外製品を購入する際は注意が必要です。

 

テーブルと椅子は「差尺」を基準に選ぶ

テーブルと椅子の高さがミスマッチだと座りにくくなるので、何となくで選ばず「差尺」を基準にして選ぶのが大切です。

 

差尺とは椅子の座面から、ダイニングテーブルの天板までの高さのこと。
差尺が適切であると、座り心地抜群のテーブル・椅子だと感じられます。

差尺は「座高÷3-2」で計算可能で、一般的には27cm~30cmほどが適切とされています。
ちなみに座高は「身長×0.55」で計算可能です。

 

身長 差尺
140cm 約23cm
150cm 約25cm
160cm 約27cm
170cm 約29cm
180cm 約31cm

 

このように身長によって適切な差尺は大きく異なるので、座る人に合わせたサイズ選びが大切です。
家族の身長に大きく差がある場合は、別々の椅子を使うのも良いでしょう。

 

ここで注意すべきなのが、テーブルの脚だけを見ないこと。
商品によって天板の厚さは異なります。

天板の厚みも含めた全体の高さから、差尺を考えるようにしてください。

一枚板のダイニングテーブルは特に天板の厚みを考慮しよう

  • 天板の厚み

一枚板のダイニングテーブルの購入を検討している場合は、必ず天板の厚みを考慮して選ぶようにしてください。

 

一枚板はあまりに板材が薄いと強度を保てないため、通常ある程度厚みがあるものが使われます。

ダイニングテーブルなどの天板に使用される一枚板の厚みは、一般的に5cm前後のものが多くなっています。
中には10cmを超えるような、厚みのある一枚板もありますが、あまり多くはありません。

 

商品によってまちまちではありますが、天板の厚みには差があるので、天板の厚みも含めたトータルの高さを考慮する必要があります。

例えば脚の高さが65cmでも天板の厚みが5cmであれば、トータルの高さは70cmです。
もし厚みを考慮していなければ、差尺の計算が大きく狂ってしまうことになるでしょう。

 

使いやすいダイニングテーブルを選ぶためには、天板の厚みも考慮して計算することが大切です。

【用途別】ダイニングテーブルのおすすめの高さ

  • クス一枚板

ダイニングテーブルはいくつかの高さに分類できますが、用途によって適切な高さは異なります。

 

用途別にダイニングテーブルのおすすめの高さを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

大人を中心に食事・作業するなら高さ70cm~72cm

大人を中心に食事や作業で使用するのであれば、高さ70cm~72cmの標準的な高さのものがおすすめです。

日本人の平均身長から考えると、多くの方が使いやすい高さとなっています。
食事や読書・仕事などがしやすく、居心地の良いダイニングテーブルとなります。

一般的に流通しているダイニングテーブルの中でも多いサイズなので、幅広いデザイン・仕様の中から選べるため、インテリアに合わせやすいのもメリットです。

 

基本的に大人が使用するのであれば、高さ70cm~72cmが良いでしょう。

 

大人と子供が食事や勉強するなら高さ67cm前後

大人だけでなく子供も使用するのであれば、少し低くした高さ67cm前後のダイニングテーブルが良いでしょう。
5cmほど低くなることで、子供でも食事しやすくなるので、お子さんのいる家庭にぴったりのサイズ感です。

子供だけでなく大人も、鍋や丼ぶりなど高さがある食器での食事がしやすくなるので、和食中心の場合にも適しています。

 

また部屋が開放的になることで、空間が広く見えやすいメリットもあります。

子供が使用する場合や、和食中心の食事である場合、空間を広く見せたい場合には、高さ67cm前後がおすすめです。

 

リビングテーブルと兼用で使用するなら高さ63cm~65cm

リビングテーブルと兼用して使うのであれば、くつろぎやすく食事もできる高さ63cm~65cmが適しています。

居間と食卓を兼用する「ソファダイニング」のように、ソファと組み合わせて使用するのに適した高さです。

 

ソファの座面高はダイニングチェアよりも4cm~5cmほど低い傾向にあるので、テーブルを低くした方が使いやすくなります。
ソファで食事を取って、そのまま寛げるのはもちろん、背が低くなるため開放感ある部屋にできるのもメリットです。

 

ソファとダイニングテーブルを組み合わせて使いたい場合は、63cm~65cmがおすすめです。

一枚板ダイニングテーブルの脚はバリエーション豊富

一枚板のダイニングテーブルの脚は、豊富なバリエーションの中から気に入ったものをセレクトできます。

MOKUBAでは数多くの脚を取り揃えていますが、脚を選ぶ際はデザイン性だけでなく、テーブルの使用目的に応じて適切なものを選ぶことが大切です。

 

テーブルの使用用途に応じた高さを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ダイニングテーブルにおすすめの65cm脚

テーブル脚

ダイニングテーブルとして使用するのであれば、65cm脚がおすすめです。

 

MOKUBAで扱っている天板の多くは厚さ5cm前後となっているので、組み合わせると約70cmほどのダイニングテーブルとなります。
大人を中心に食事・作業するのに丁度良い高さなので、ダイニングで食事や会話を楽しんだり、読書や仕事したりするのに適しています。

 

素材は透明なアクリルもあれば、スチールやステンレスといった金属製のものもあり、無垢材と異素材との組み合わせを楽しめるのも魅力。もちろん天然木の脚もあります。

 

リビング兼用のローテーブルなら30cm~35cm脚

ローテーブル用鉄脚

リビングとダイニングを兼用して、ローテーブルとして使うのであれば30cm~35cm脚もおすすめです。

 

MOKUBAで扱う厚さ5cm前後の天板と合わせることで、約35cm~40cmほどのローテーブルとなります。

低めのテーブルになるので、ちゃぶ台や座卓のように、畳や床に座って食事に使うのに丁度良い高さになっています。

 

またソファと組み合わせて、ティータイムやコーヒーブレイクを楽しむのにもぴったりなサイズ感です。

素材はシックな黒塗りの天然木から、アクリル・スチールといった異素材との組み合わせも楽しめます。

ダイニングテーブルは適した高さを選ぶのが大切

  • ウォールナット一枚板家具

ダイニングテーブルは商品によって高さが異なるので、使用者や用途などに応じて、適した高さを選ぶことが大切です。

例えば大人が使用する際と、子供が使用する際では適した高さが異なるように、使用者の身長に合わせた高さを選びましょう。

 

また椅子の高さや椅子の座面と天板の距離なども、使い心地に大きく影響します。

 

MOKUBAでは一枚板のダイニングテーブルなどを製造・販売しており、家族のようにずっと過ごせる製品作りを行っています。

ダイニングテーブルをお探しの方は、ぜひ商品情報をご覧ください。

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