int(1)

更新日:2024.05.24

一枚板家具専門店が解説 一枚板テーブルと専用脚の固定について

一枚板ダイニングテーブル

皆様こんにちは。
いつもアトリエ木馬のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今回はよくお客様からご質問頂く「一枚板テーブルと専用脚の固定」がテーマです。

アトリエ木馬の一枚板テーブルは、専用脚に乗せるだけでご使用頂ける仕様になっております。
今回のブログでは、乗せるだけでどう固定されているのか、一枚板テーブルの設置方法、乗せるだけのメリット等をご説明させて頂きます。

この記事でわかること

  • アトリエ木馬の一枚板は脚にのせるだけ
  • 取り外し可能、水洗い可能、吸着性の高い便利な緩衝材「スペースフィット」
  • 一枚板を固定しないメリット

一枚板テーブルは脚に「のせる」だけ

  • スペースフィット(耐震用吸着マット)
  • スペースフィット(耐震用吸着マット)の置き方
  • スペースフィット(耐震用吸着マット)が吸着している様子

アトリエ木馬の一枚板テーブルは一枚板とテーブル脚をネジ等の留め具で固定せず、脚にのせるだけで使用します。
それだけでは天板がズレ落ちるのではないかと不安に感じる方も多いと思いますが、そこで活躍するのが滑り止め材【スペースフィット】です。

手順としては、すごくシンプル。
画像のように片脚3箇所ずつ合計6箇所にスペースフィットをセットして、一枚板を乗せるだけです。

天板の重みで吸着固定される為、ズレやガタツキが防止されます。
ビス止めやネジ止め仕様ではない為、取り外しも簡単。
ダイニングテーブルを解体する作業は苦労する場面も多いですが、スペースフィットでの固定の場合はスムーズに解体できます。
引っ越し等での搬入・搬出の際に、作業しやすい事は大きな利点ですね!

スペースフィットとは?

  • スペースフィット(耐震用吸着マット)

一枚板とテーブル脚を固定する「スペースフィット」。
元々、航空機の製造や整備の際、部品等を置くための緩衝材の目的で開発、利用されていた商品ですが、今では家具等の滑り止めとしても使用されています。

見た目は黒いゴムマット素材にしか見えませんが、発泡状に加工した特殊な樹脂化合物です。
マット中のミクロの気泡に荷重の圧力がかかることで吸盤効果が発揮されます。
非常に強い吸着性があり、テーブル脚が一枚板にしっかりと固定されるので使用中に一枚板が脚から外れることはありません。
アトリエ木馬では日本全国様々なお客様に一枚板テーブルをご納品させていただいておりますが、一枚板とテーブル脚の取り付けが弱く倒れたというお声はいただいておりません。
安心してご使用いただけます。

実はスペースフィットのすごいところは吸着性だけではなく、取り外しができるところです。
接着粘着ではないので家具の塗装が剥がれる心配もありません。

また、汚れた場合でも水洗いが可能であり、利便性の高さも特徴です。
※スペースフィットとの接地面が「凸凹がある・特殊な塗料での塗装」の場合は、十分な吸着効果が発揮できない場合がございます。
お使いいただく商品の設置面を予めご確認くださいませ。

のせるだけのメリット①【一枚板の裏表】

  • 一枚板の裏表

一枚板をのせるだけの仕様にするのには理由があります。
最大の理由は、表裏両面をご使用頂けるという大きなメリットがあるからです。
脚穴加工の必要がありませんので「おもて」「うら」どちらの面もテーブルとして綺麗にご使用いただけます。

画像のように一枚板には表面、裏面があり、丸太の外側に近い面を表面、中心に近い面を裏面としています。
同じ丸太の一枚板ですが、表裏で杢目が異なる為、両面ご使用頂ける事でよりその材が持つ杢目(表情)を楽しむ事ができます。

【一枚板の表裏】に関しては、詳細を下記ブログ「一枚板のオモテとウラ」に記載しておりますので、是非ご覧下さい。

のせるだけのメリット②【テーブル脚の変更】

  • ダイニング仕様
  • ローテーブル仕様

一枚板をテーブル脚に乗せるだけにするメリットは他にもございます。
状況に合わせて脚の設置位置をお好みで調整できますし、さらには専用脚の取り換えも可能です。
※設置位置の変更は天板の端から約5~10cmの間での脚位置をおすすめしております。
ダイニングテーブルとして使用されていた一枚板を座卓に変更する等、お気軽に用途変更が可能なのは永く使う一枚板だからこそありがたいメリットですね。

また、一枚板の専用脚の中には、置き方を変えるだけでロータイプとしてご使用頂ける兼用脚もございます。
写真のように高さを変更できるので、人数が集まる席でのご使用にも対応可能です。

世代を超えて使うことができる一枚板テーブルはダイニングテーブルやローテーブル、さらにはデスクやカウンターなど一枚の板でも様々な用途に使用される可能性がございます。
または使用するチェアの数が変わったりと同じダイニングテーブルでも用途が異なることも。
暮らしの変化があった時に変わらず暮らしの中心として一枚板テーブルをご利用いただけるようアトリエ木馬の一枚板テーブルは固定しておりません。

さて今回は、一枚板の固定方法についてお話しさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
お客様の選ばれる一枚板は一生モノです。
のせるだけの固定方法であれば、一枚板に穴を開けずに済むので、より材本来の姿のまま末永くご使用頂けます。

今回ご紹介させて頂いた【スペースフィット】ですが、アトリエ木馬の店舗はもちろん、アトリエ木馬のオンラインショップでも販売しておりますので、気になる方は下記サイトからご覧下さい。
※2サイズ展開。専用脚にはスペースフィットが1セット付属しています。

店頭にて実際に設置された一枚板テーブルをご覧頂ければ、しっかりと固定されている事を実感して頂けると思います。
是非、アトリエ木馬にご来店下さい。
ご来店の際は便利な来店予約をご利用ください。スムーズなご案内が可能です。
来店予約フォームはこちら

皆様のお越しをお待ちしております。

関連記事

樹種ランキング 1~10

【2024年最新】一枚板テーブルの人気ランキング 1位~10位

パドック一枚板テーブル

無垢材家具とは? 無着色と着色の違いや無着色の魅力を解説

レジンウォールナットセンターテーブル

一枚板と観葉植物は相性が良い!観葉植物がもたらすメリットを解説

丸太の製材

【YouTube公開中】一枚板テーブルの製造工程

環孔材 散孔材 トップ

環孔材と散孔材はどう違う? それぞれの特徴や代表的な樹種とおすすめの一枚板テーブルをご紹介

タモ ホワイトアッシュ 違い

タモとホワイトアッシュはどう違う? それぞれの魅力や相性の良いインテリアを解説

来店予約はこちら
イベント/フェア