ガラステーブルの種類やメリット・デメリットを解説
数あるテーブルの中でも、高級感がありおしゃれな雰囲気を演出できるガラステーブルですが、天板に使われるガラスにはいくつか種類があります。
ガラスによって特徴が異なるので、種類ごとの差を知っておくと理想のテーブルを選びやすくなります。
とはいえガラステーブルにすべきか悩まされている段階の方もいらっしゃるはず。
ガラステーブルのメリット・デメリットも紹介するので、検討材料の一つにしてみてください。
この記事でわかること
- 家具に使われるガラスの種類の違いについて
- ガラスを使用したテーブルのメリット・デメリット
ガラステーブルに使われているガラスの種類
ひと口にガラスといってもさまざまな種類がありますが、ガラステーブルに使われているガラスは大きく2種類に分けられます。
ガラスの種類によって使い勝手が異なるので、ガラスの種類とその特徴を把握しておくと、理想的なテーブルを選びやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
フロートガラス
一般的に流通しているガラスのことで、安価で加工しやすいのが特徴です。
ガラステーブル以外にも窓ガラスやガラス棚板、水槽などに利用されているので、身近に溢れているガラスです。
耐熱温度は110度と沸点よりも高いため、熱いものを乗せても問題ありません。
ただし急激な温度変化に弱いため、ガラスが冷めたい状態で熱湯がかかるなど、温度が一気に変化すると割れるリスクがあります。
強化ガラス
フロートガラスの強度を上げたガラスで、一般的なフロートガラスの3~5倍ほどの強度を誇ります。
割れにくく頑丈なだけでなく、万が一割れても粒状になるため、破片によるケガが発生しにくいガラスとなっています。
また耐熱温度は210度と高く、熱々の鍋を直接置いても大丈夫なほどですが、フロートガラス同様、急激な温度変化に弱く割れてしまう点には注意が必要です。
割れにくく割れてもケガしにくいガラスなので、小さい子供がいる家庭などにおすすめです。
ガラステーブルのメリット
ガラステーブルを選ぶメリットとしては、大きく2つの点が挙げられます。
他のテーブルにはないガラステーブルならではといえるので、テーブル選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おしゃれでスタイリッシュな部屋を演出できる
ガラスを家具に取り入れると、高級感ある都会的なインテリアにコーディネートできます。
ガラスを使った家具は都会的な洗練されたイメージが強く、モダンなインテリアと調和します。
木製の家具とは一味違う空間を演出することが可能です。
高級なショップなどでガラステーブルを見かけるように、高級感を演出してくれるので、部屋をワンランク上の空間にしてくれます。
またガラスの光沢がアクセントになったり、ディスプレイ台となったりするのもポイントです。
おしゃれでスタイリッシュな部屋にしたい方に、ガラステーブルはおすすめです。
圧迫感が少なく部屋が広く見える
天板が透明なことで、圧迫感を和らげられるのも魅力の一つです。
特にダイニングテーブルのような大きなテーブルは、存在感が大きく圧迫感を与えやすいものです。
しかし天板が透明なガラスであれば、テーブルの脚や床が透けて見えるため、圧迫感が軽減され部屋が広く見えやすくなります。
またテーブルの脚が透けて見えることで、脚のデザインを楽しめるのもポイントです。
大きなテーブルを置きたいが、圧迫感が出てしまうのが気になる方にガラステーブルはおすすめです。
ガラステーブルのデメリット
ガラステーブルにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
「違うテーブルにしておけば良かった」と後悔しないように、メリット・デメリットを把握した上で選ぶようにしましょう。
割れる可能性がある
ガラスは強い衝撃や急激な温度変化で、割れてしまうリスクがあるのがデメリットです。
例えば食器や鍋などを勢いよく置くと、衝撃で割れてしまうかもしれません。
割れなくても、傷が付いてしまうことも考えられます。
またガラスは急激な温度変化に弱いので、冷たいガラスの上に熱いものを置くと割れてしまう可能性があります。
これは耐久力の高い強化ガラスであっても同様です。
使用時はもちろん搬入時なども含め、割れてしまわないよう注意する必要があります。
傷や汚れが付きやすい
傷や汚れが付きやすいのもデメリットです。
どのような素材でも傷は付きますが、ガラスの天板の場合は多くの傷が付くことで、重要なポイントである透明度が損なわれてしまうのが難点です。
またホコリや指紋など汚れが付きやすいのも、傷と同様に透明度を損なう要因といえます。
きれいな状態を保つためには、こまめな手入れが欠かせません。
透けるような透明さを維持するには、テーブルマットやランチョンマットなどを敷いて保護するのがおすすめです。
音が鳴りやすい
使用している際に、音が鳴りやすいのもデメリットだといえます。
例えば食器を置いたりペンを置いたりすると、どうしてもカチャカチャと固いものがぶつかる音が鳴ります。
食事の際などに気になってしまう場合は、テーブルマットやランチョンマットなどを敷いて音が鳴るのを防ぎましょう。
ガラステーブルは部屋を高級でおしゃれな雰囲気にしてくれる
ガラスを天板に使用したテーブルは、おしゃれでスタイリッシュな雰囲気を演出してくれるため、ワンランク上の都会的な部屋に演出してくれます。
天板が透明なことで、ダイニングテーブルのような大きなテーブルでも、圧迫感が和らぎ部屋を広く見せてくれるのが魅力です。
一方で割れるリスクがあったり、傷や汚れが付きやすく音が気になったりと、デメリットがあるのも事実です。
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