更新日:2024.05.28
タモとは?木材としての特徴と用途をご紹介
皆様こんにちは。アトリエ木馬です!
今回は聞きなじみがある方とない方どちらもいらっしゃるであろう【タモ】についてお話させていただきます!
ちなみに、私はこの会社に入るまで設計の仕事をしていたためタモ材についてはある程度知っていましたが、一般のお客様だとあまりご存知ない方が多いと思いますのでこの機会にぜひご紹介出来たらと思っております!
一番身近な例でいうと野球の木製バットはタモで製作されている場合が多いです。
そんなタモについて本日はお話していこうと思います。
この記事でわかること
- タモは硬くて耐久性がある
- タモとアッシュの違い
- アトリエ木馬の脚はタモを使用している
タモとは…?
まず初めに、タモ材ですがモクセイ科トネリコ属の広葉樹となっており、ナチュラルで均一な木目は明るく綺麗な色合いと滑らかな肌触りであるといった特徴があります。
また、弾力性もあり硬くて丈夫、衝撃も吸収しやすいという特徴もあり、上でお話したとおり野球のバットとしてよく使用されています。
タモの名前の由来はいくつかあるのですが一説によると弾力性があり、たわみやすいことから【タモ】と呼ばれているという説があるみたいです。
タモとアッシュについて
上記のようにご紹介したタモですが、よく【タモ=アッシュ】と紹介されることがあります。
大きく言えば、原産地の違いによって呼び方が変わるだけでどちらもモクセイ科トネリコ属の広葉樹という点では同じ樹種となっております。
タモについては主に日本や中国に自生しており、アッシュについてはヨーロッパやアメリカに自生しているものが多いようです。
また、原産地以外にもタモはアッシュに比べ目が詰まっており、色味としては少し赤みががっているという特徴がある一方で、
アッシュはタモに比べると目が粗く、より明るいという特徴があります。
さらに、アッシュの中でも原産地によって呼び方が異なりイングリッシュアッシュやフレンチアッシュ、有名どころでホワイトアッシュがあります。
特に、ホワイトアッシュについては名前の通りアッシュの中でも特に明るい色味が特徴的で昔から椅子などでも多く用いられている樹種となっております。
実際にご自宅にお届けした際のイメージについてもご覧いただけますので、下記URLよりご覧ください!
アトリエ木馬のタモ材の家具について
アトリエ木馬では実はアッシュ材を使用している商品が何点かあります。
一番わかりやすいのが、テーブル脚。
木製の脚については何種類かありますが、そのほとんどがアッシュ材を使用しております。
その代表的なものがラシーヌ脚(ブラック)です。
一般的に木製品は曲線加工が難しいのですが、綺麗な形を削り出しでつくっており、一枚板と合わせるとモダンな雰囲気になるテーブル脚となっております。
次が兼用脚Ⅱ(ブラック/ナチュラル)。
こちらは重厚感があり、サイズが大きめの一枚板や厚みのある一枚板と相性ぴったりなテーブル脚となっております。
さらに、ダイニング用とローテーブル用の2パターンお使いいただくことができ、汎用性があるテーブル脚となっております。
このようにアトリエ木馬では一枚板以外でも木を使用した商品が多数ありますので、そちらもご覧いただければ嬉しいです。
また、他のテーブル脚については別のコラムでも触れておりますので、お時間ある際は是非ご覧ください。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ウォールナットやチークのように有名ではないタモ。
アトリエ木馬では優しいナチュラルな色合いや木目の一枚板としてご案内することが多いですが、実はバットなどにも使われるほど日常の中でも目にする樹種の代表と言っても過言ではないかと思います。
そんなタモ、アッシュの一枚板もアトリエ木馬では取り扱っておりますので、お時間ある際にお近くのギャラリーへ立ち寄ってご覧になってみてはいかがでしょうか?
皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。