小さくても魅力たっぷり
皆様こんにちは。アトリエ木馬本部です。
2月も3分の1を終え、時間の流れの速さに驚く日々です。
さて、明後日は2月14日。
来たるバレンタインに向けて工場の機械と技術をフル活用してとある企画に取り組んでいます。
チョコレートを銘木で
バレンタインと言えばやはりチョコレート。
チョコレートと言えば艶やかなブラウンがとても魅力的です。
魅力のブラウンと言えば…アトリエ木馬の銘木たちも同じです。
今年はそんな木馬の銘木を使ってチョコレートを制作することにしました。
もちろん、木製なので食べることはできませんが…
早速、デザインと使用する樹種を考えます。
本物のチョコレートの画像と木材をあれこれと見比べて…
こうして見ていると倉庫に並ぶたくさんの一枚板が板チョコに見えてしまいそうです。
イメージを形に
デザインが固まったところで、今回用意した樹種は
・ウォールナット
・ブビンガ
・パープルハート
・ゼブラウッド
・ウェンジ
・ボセ
・トチ
・チェリー
この8種類です。
チョコレート感のあるブラウンのウォールナットをベースに、一枚板専門店ならではの樹種
であるブビンガやゼブラウッドなどを加え、木馬らしいアソートを目指します。
まずはブロック状の木材をチョコレートの形に削っていきます。
小さくても美しい杢目や色味に、この段階から期待でいっぱいです!
丁寧に磨き上げます
チョコレートの形状に削り出せました。こちらをオイルで磨き、仕上げていきます。
一つ一つ手作業で丁寧に…
この工程で一気にチョコらしさを増した銘木たち。
オイルを塗ったことで色が濃くなり、程よくツヤも出ました。
また、木目が鮮明になったことで木材の魅力も引き出すことができました。
休憩中に食べた本物のチョコレートの包み紙の上に乗せれば…まるで本物です…!
最後にデコレーションを
そのままでも十分でしたが、最後にひと手間アレンジを。
カッターで薄く削った木くずや樹皮を細かくしたものを乗せていきます。
木くずは削ったチョコレート、樹皮はナッツのイメージです。
どちらもいい味を出してくれました!
また、レーザーで木馬のロゴを焼き入れたものも制作しました。
完成です!
完成しました!
一瞬見ただけでは本物のチョコレートと見間違えてしまいそうです!
一粒当たり2.5㎝程と小さくても、杢の様子や色味はしっかりと伝わってきます。
この一粒に詰まった職人の技術や銘木の魅力は、本物のチョコレートに詰まったパティシエ
の技術、素材の魅力にきっと匹敵すると思います。
チョコレート自体は完成ですが、この後専用の箱に詰めて仕上げていきます。
もちろん、この箱も木材を切り抜いて制作しています。
最終形態は14日バレンタインの日にインスタグラムにて公開予定です。
アトリエ木馬ならではのウッドチョコレートをお楽しみに♪