【2023年最新】一枚板テーブルの人気ランキング 1位~5位
一枚板テーブルの人気ランキング、前回のブログでは人気樹種の6位~10位をご紹介いたしました。
前回のブログはこちらから↓
今回は人気ランキングTOP5をご紹介いたします。
1位:ウォールナット
ウォールナットは、チークやマホガニーとともに世界三大銘木といわれている樹種です。
ヨーロッパや中東などに広く分布しており、ウォールナットにも多くの品種がありますが、木材の世界では北米産のものをウォールナットと呼びます。
板材として切り出した際に発生する紫色のような深い暗褐色の木肌が特徴です。
ウォールナット独特の風合いや木目、木肌の美しさから、高級家具の材料として重用されており、歴史的な舞台やラグジュアリーな場所の家具には、ウォールナットを用いたものが多く使われています。
また、高級感に加えて空間に温かみと落ち着きを与えてくれることから、さまざまな家具に使用されています。
木材としての品質が高く、堅牢性や加工性が高いことから、家具を含めた幅広い用途に使用されてきました。かつては飛行機のプロペラやライフル銃の銃床に使用されたこともあります。
特に価値の高い一枚板テーブルを求める場合は、ウォールナットがおすすめです。
2位:トチ
日本原産で日本の幅広い地域に分布する樹種です。特に、北海道の南部や東北地方など、寒冷地に多く生育しています。
栃の文字が県名に入る栃木県では県木に指定されている他、樹齢が高く、立派に生育する気が多いことから、日本国内で御神木として祀られることが多い樹種となっています。
落葉広葉樹で大きいもので高さ30m以上、幅は2mにもなる大木です。赤色や黄金、白色など、さまざまな色合いが生まれ、個性的で美しい木目があるのが特徴です。
加工しやすいことから家具を始め、器や建築材など幅広い用途で使われています。家具としてはテーブルの天板に使用されることが多く、他の樹種や異素材との相性も抜群です。
木目の美しさ、豊富な色合い、頑丈で長く使えるなど、一枚板テーブルとしての使いやすさも魅力でしょう。
3位:屋久杉
屋久杉は屋久島内の標高500mを超える山地に自生している杉のうち、樹齢1000年を超える杉のことです。
世界遺産に登録されていることから、現在では伐採が禁止されており、市場に出回る屋久杉は減少傾向にあります。
現時点でも希少性は高くなっていますが、将来的には希少性や価値がさらに上昇すると見られています。
木目が美しい樹種として知られており、樹齢1000年を超える屋久杉は緻密で複雑、かつ鮮やかな木目を作るのが特徴です。縮み杢や虎杢、笹目、光明、蓮根といった珍しい木目が入ると、取引金額が高くなります。
屋久杉は軽量で柔らかい性質があるため、耐傷性にはやや劣りますが、細かく強い木目であることから、針葉樹の中では丈夫な樹種といえます。
加工には高い技術が必要な樹種であり、テーブルの価格は高価になりやすいものの、大切にすれば末永く使用できるでしょう。
4位:ポプラ
ポプラは落葉広葉樹で北米を中心に分布している樹種です。木材の世界ではポプラというとイエローポプラ(アメリカンホワイトウッド)を指すのが一般的です。
樹高は高いもので40mにもなり、太い柱のようにまっすぐ早く育ちますが、一方で寿命が短い木としても知られています。
柔らかく加工しやすいという特徴があり、木工用材としてさまざまな用途で使われています。日本でもDIY用の木材として、ホームセンターなどで目にしたことがあるかもしれません。
肌白の美しい淡い色が特徴で、使用したテーブルや家具が素朴な風合いを醸し出すことから、ナチュラル系インテリアとの相性は抜群です。
前述のとおり、大きく育つ樹種のため、一枚板テーブルの天板として使用すれば、木の質感や温もりを感じやすいでしょう。
また、コブ杢が入った一枚板テーブルは他にはない個性があり、人気を集める傾向にあります。
5位:パープルハート
パープルハートは中南米からブラジル南部の熱帯地域が産地の樹種です。こちらも大きく育つ木で、樹高40m、直径1.2mにもなります。
樹種の名前にあるように、鮮やかな紫色の肌目が特徴です。
伐採直後は褐色の肌目ですが、空気に触れることで変色していき、ワインのような色になっていきます。
さらに時間が経過すると紫色からチョコレートのような色に変化するため、経年変化を楽しみやすい樹種といえます。
心材は紫色ですが、辺材は黄味がかった白色となっており、コントラストを楽しみたい方にもおすすめできる樹種です。
家具や内装材や化粧突板など、色合いを生かして使用されることが多いですが、硬い素材で樹脂を多く分泌することから、加工性に難があります。
しかし、強度・耐久性がともに高いため、一枚板テーブルの素材として向いているといえるでしょう。
一枚板テーブルの選び方
一枚板テーブルで人気の樹種が分かったところで、ここからは一枚板テーブルの選び方を解説します。
一枚板テーブルは、次のポイントを意識して選びましょう。
・部屋の雰囲気に合わせて選ぶ
・製法にこだわったものを選ぶ
・アフターケアのある業者から選ぶ
部屋の雰囲気に合わせて選ぶ
一枚板テーブルは一般的なテーブルと比較して存在感が大きくなりやすいといえます。選ぶ際には、部屋の雰囲気に合わせることを意識すると良いでしょう。
一枚板テーブルは天板の形状はもちろん、肌目の色や杢目なども樹種や製品によって異なります。ダイニングやリビングダイニングのインテリアの雰囲気に合わせたい場合は、お部屋全体の色味に近い一枚板テーブルを選択すると馴染みよくまとまります。
アトリエ木馬では、一枚板販売の専門スタッフが皆様のお部屋にぴったりな一枚板をご提案させていただきますので、「どんな一枚板を選べばいいのかわからない」というときでもお気軽にご相談ください。
製法にこだわったものを選ぶ
一枚板は、自然素材である無垢材をそのまま使用した家具であるため、その製法・加工には高い技術が求められます。
アトリエ木馬では家具産地福岡県大川市の自社工場にて、仕入れから乾燥・加工まで一貫して熟練の職人の手と専用の機械を用いて行っています。
特に一枚板の乾燥に関しては、適切な処理を行っていないと割れや反りが起こりやすくなる場合もあります。
アトリエ木馬では、まず自然乾燥・人工乾燥と最低でも2年、長いものになると10年近く乾燥を行い、加工を進めています。
そのため、木としての品質もテーブル天板としての品質も高い一枚板が仕上がります。
アフターケアのある業者から選ぶ
一枚板テーブルを購入する場合は、アフターケアを提供する業者から購入することをおすすめします。
一枚板テーブルはこまめな手入れが必要な上、反りや割れなどが起こりやすい製品です。木の呼吸によって伸縮するケースも多いため、場合によっては修理が必要になるケースもあるでしょう。
アフターケアを提供する業者から購入した場合、規定の期間内の修理を無料で受けられる上、何かあればいつでも相談が可能です。
逆に、アフターケアを提供しない業者では、修理に多額に費用が発生する他、場合によっては購入後に縁が切れてしまい、修理業者を探さなければならないケースもあります。
経年変化を楽しめる一枚板テーブルだからこそ、長く付き合える業者から購入すると良いでしょう。
まとめ
前回・今回と一枚板テーブルの人気樹種ランキングを紹介しました。
一枚板テーブルの天板には、さまざまな樹種が使用されます。樹種によって特性や魅力などが異なる他、こまめに手入れをすれば世代を超えて使用できるでしょう。
また、同じ樹種でも表情が異なるため、他にはない独特の魅力を持ったテーブルとなります。
あなたの生活やインテリアに合った世界に1つのテーブルを探してみてはいかがでしょうか。
また、アトリエ木馬では一枚板テーブルの天板やテーブル脚の他、さまざまな家具を取り扱っています。
生活に機能や温もり、安らぎを与えてくれるプロダクトを求めている方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。