御岳山の神代ケヤキ
皆さんこんにちは。
最近はずいぶんと秋らしい天気、気温になり、休日はなんだか自然と外に出たくなるような気持ちよさを感じます。
そんなわけで先日、東京都青梅市にある、御岳山(ミタケサン)を訪れました。
目的は頂上までの道の途中にある「神代ケヤキ」の木です。
実際に見て、その佇まいや雰囲気、形が感動的で、そこまでの道のり・その先もとても心躍る体験だったので、少し紹介させていただければと思います。
この記事でわかること
- 「御嶽山」の神代ケヤキ
- ケヤキの一枚板
いざ、御岳山へ!
目的地の神代ケヤキは「御嶽駅」という駅が最寄り駅です。
新宿駅からJR中央線、JR青梅線を使い、約1時間半の場所にあります。
御嶽駅からバスに乗ること約10分。
「ケーブル下」バス停で下車し、そこから登山電車に乗ります。
登山電車に乗る機会なんてそう頻繁にあるものでもないので、結構楽しめます。
登山電車に乗って
登山電車に乗り、6分ほどで終着駅の「御嶽山」に到着します。
ここからはほぼ登山。
舗装はされていますが、なかなかきつい上り坂と階段を登っていきます。
そんな道すがら、頂上にある「武蔵御嶽神社」へと繋がる参道に入って、しばらく歩くと、今回の目的地、「神代ケヤキ」が見えてきます。
そして、ご対面
見上げた瞬間、その存在感に圧倒されます。
相当苦労を重ねて育ってきたであろう、幹の形、太さ、生えている場所。
千年の時を乗り越えてきた証拠がそこにはありました。
神代ケヤキについて
このケヤキは日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征(現在の中部地方、関東地方を統制するための戦い)の際、ここに立ち寄り、植えたという伝承があります。
ただ、樹齢は千年となっていて、千年前といえば平安時代。
日本武尊は平安時代よりもっと前の人物なので、このズレはどういう理由なのか、今後調べられたらと思っています。
その先へ
そして、この神代ケヤキを超え、さらに登っていくと「武蔵御嶽神社」があります。
ここからの眺めが非常に綺麗だったのです。
神社の方のお話だと、冬の天気の良い日だと、スカイツリー、東京タワー、江の島も見えるそうです。
是非、そこまで見えそうな日にまた行ってみたいなと思います。
ケヤキの一枚板
ちなみに、ケヤキは一枚板だと、こんな感じです。
赤みが美しく、木目が綺麗にでます。個人的に、ケヤキは一枚板の中でもお気に入りなので、
いつか手に入れることができれば嬉しいなぁと思っております。
是非、訪れてみてください!
職業柄、このケヤキを縦に切ったらどんなすごい模様が出てくるんだろう…
なんて考えてしまったのも事実ですが、こういった自然の遺産は大切に後世に残していきたいですね。
皆様も是非、青梅や奥多摩へ訪れる機会があったら、行ってみてください。
軽い登山なので、いい運動にもなると思います!