色や杢目だけじゃない、一枚板の “耳” についてご紹介!
皆様、こんにちは!アトリエ木馬名古屋ギャラリーです!
2月に入りましたが、ブログでお会いするのは今年初めてかと思います。
2024年もアトリエ木馬名古屋ギャラリーをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は一枚板の “耳” と呼ばれる部分について、当店の一枚板を使いながらご紹介していこうと思います。
新たな発見があるかもしれません。是非、最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 一枚板の耳とはどの部分?
- ボセの一枚板の耳
- レジンで一枚板の耳を表現
皆さんは “耳” にしたことがありますか?
一枚板テーブルの購入をお考えの方は、一度は、「耳付き」というワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
初めて聞くという方もいるかもしれません。
そもそも「耳」とはなんでしょう。
分からない方にも簡単にご説明すると、耳付きと呼ばれる一枚板には、木の皮の部分、もしくは、この皮の部分に限りなく近い辺材と言われる部分がついてきます。
一枚板の端を見ていただくと、一目瞭然です。波打った自然の形状をしていると思います。
まさにこの凸凹した曲線の端の部分を“耳” と言います。
袖に佇む演出家
この “耳” もまた、樹種ごとで表面の質感や、見た目の表情が変わり、様々な個性を持っています。
一枚板を見るとき、色味や杢目ばかりに目が行きがちですが、実はこの耳の部分が、一枚板全体の雰囲気を形作っていると言っても過言ではありません。舞台袖に佇む演出家でもあるのです。
そんな、耳の部分にピックアップしながら当店の一枚板をご紹介いたします。
視覚から生まれる空気感
ナチュラルなテイストを好まれる方に人気のこちらのボセの木の一枚板ですが、このように、ボコボコとした味のある耳の表情によって、その色味の優しさだけでなく、自然の優雅さと、広大な落ち着きや、安らぎを感じさせてくれます。
このように、耳があるからこそ生まれる空気感を感じることができます。
よく、木にはリラックス効果があると言われますが、それは、科学的なものからだけでなく、視覚からの影響もあるのではないでしょうか。
こちらの一枚板の詳細は下記商品ページリンクよりご参照ください。
レジンも “耳仕上げ”
当店には、このようなものあります。
内側部分に天然のポプラの木を使用し、外側にはレジンと呼ばれる合成樹脂を型枠に流し込んで一体化させた、レジンテーブルと呼ばれるものですが、端をよく見てください。
しっかりと “耳風” に仕上げております。
自然の形状をしている木に対して、外側のレジンをスパッと直角にカットして仕上げてしまうと、少し違和感があるかと思います。
天然の木と違和感無く、自然とマッチしているのはこのような配慮があるからです。
そして、やはり、この耳の曲線があることで、温かな自然の空気感を感じ取れます。
こちらの一枚板の詳細は下記商品ページリンクよりご参照ください。