ウォールナットのテーブルに合う椅子の選び方は?ケース別にご紹介!
ウォールナットは世界三大銘木のうちの一つで、よくテーブルや椅子などの家具に用いられる人気の木材です。
他の木材やファブリックとも相性が良いため、ウォールナットのテーブルをお持ちの方や、これから購入を検討されている方は、どのような椅子を合わせようかと迷うこともあるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ウォールナットのテーブルに合う椅子の選び方について、ケース別に解説します。
この記事でわかること
- ウォールナット一枚板に合わせる椅子の選び方
- スタイル別 ウォールナット一枚板に合う椅子とは?
ウォールナット材とは?
ウォールナットとはクルミの一種の「ブラックウォールナット」のことで、北米産の材が一般的です。
高級家具や手の込んだ内装に用いられることも多く、「家具材のロールスロイス」と呼ばれることもあります。
乾燥・収縮による狂いが少ないことと、加工性の高さが特長です。
そのため家具や車のフロントパネル、ホテルの装飾などにも用いられています。
また、ライフルの銃床部分や古くは航空機のプロペラなど、狂いの少なさを活用して精密性が求められる部材としても加工されます。
家具にすると緻密な木目に様々な色味の茶色が濃淡を描き、シックで重厚な風情が人気です。
ウォールナットのテーブルに合わせる椅子の選び方
ウォールナット材のテーブルには、どのような椅子を合わせると良いのでしょうか。
もちろん好みに従って納得のいく椅子を選ぶのが理想的ですが、ここでは用途や希望別に4つのパターンを見てみましょう。
【統一感を持たせたい】テーブルと同じ素材にする
ウォールナットのテーブルと対になる椅子に統一感を持たせたい場合は、同じ素材でできたものを選ぶのが一つのパターンです。
同じ一本の木から作られたものでなくとも、素材をそろえることで同系統の色味や風合い、木目の特徴的なパターンなどから自然に統一感が生まれます。
また椅子を複数脚用意するのであれば、いずれも同じデザインとすることでさらに整然とした印象が高まります。
テーブルの左右に椅子を備えた際、統一された左右対称の美しい様子は落ち着きを感じさせるのにも効果的です。
統一感はシンプルさや洗練された佇まいに通じることから、飽きのこないインテリアを好む方にもおすすめの方法です。
一方、注意点としてはウォールナット材自体が非常に高価であることが挙げられます。
テーブルがウォールナットであっても全ての椅子を同じ素材でそろえることが予算的に難しい場合、これよりも安価なブナやオークといった材をウォールナット風に塗装したものを用いる方法もあります。
【遊び心がほしい】座面の布や革のカラーを変える
シックで落ち着いたコーディネートも良いですが、テーブルがウォールナット材の場合、椅子では遊び心を発揮して個性を出すのも楽しいものです。
とはいえ全く雰囲気の異なる椅子を合わせるのは難易度が高いとお考えの場合は、素材を同じウォールナットでそろえつつ、座面に布や革を用いて変化をつけるテクニックが挙げられます。
例えば座面の色を家族一人ひとり違うものにするなど、あえて統一しないことで華やかな遊び心を演出するのも一つの方法です。
座面の色は定番のブラック・グレー・ブラウンなどであればウォールナットのテーブルとも風合いがマッチしますが、あえてブルー・グリーン・イエローなどを使うのも個性的で印象あるアクセントになります。
【家族一人ひとりに合わせたい】同じ素材で背もたれを個人の好みに合わせる
ウォールナットのテーブルと対にする椅子を、家族一人ひとりに合わせたい場合は、背もたれの部分を個人の好みでカスタマイズするのも効果的です。
それぞれの使い方や過ごし方に合わせた機能を背もたれに持たせつつ、素材自体はテーブルと合わせると統一感も損ないません。
例えばダイニングテーブルで仕事をしたり勉強したりする機会が多い人には、長さがあって真っすぐな背もたれを、ゆったりと時間を過ごしたい人にはやや傾斜がある背もたれに、柔らかめの座面を合わせるといった方法が挙げられます。
背もたれの違いによって一目で誰の席か分かり、属人性の高いインテリアには愛着が湧きやすいという効果も期待できます。
【来客が多い】ベンチ(ソファ)と椅子を組み合わせる
ウォールナット材のテーブルに合わせる椅子を選ぶ際、もし来客の多い家庭であれば複数脚をそろえるのではなく、ベンチあるいはソファタイプのものを組み合わせるのもおすすめです。
一人掛けの椅子では一脚につき原則1名しか座れませんが、ベンチやソファのタイプであれば詰めることで想定以上の人数が腰掛けることも可能です。
特に小さいお子さんが何人も来た場合には利便性を発揮します。
通常の椅子と組み合わせて好きな方に座るのも良いですし、予備分の椅子をデッドストックにしなくて済むこともメリットです。
椅子とベンチ・ソファは座面の材質や色をそろえたり、素材をテーブルと同じものにしたりすることで全体の統一感も演出できます。
まとめ
ウォールナット材の概要と、ウォールナットのテーブルに合う椅子をケース別に紹介しました。
ウォールナットのテーブルには、同じ木材の椅子を合わせるのがおすすめです。
座面のファブリックで遊び心を出したり、背もたれを家族一人ひとりの好みに合わせてみたりすると、統一感がありながらもオリジナリティのあるインテリアを演出できるでしょう。
ウォールナットで作られたテーブルに合った椅子を選ぶには、テーブルを求めた同じ家具店でそろえるのもおすすめです。
アトリエ木馬では世界の様々な銘木から、世界にひとつの一枚板テーブルを作ります。
テーブルに合わせられる椅子も多数取りそろえていますので、一枚板のテーブルや椅子をお求めの際には、ぜひお気軽にご相談ください。