一枚板試着のすすめ
こんにちは。アトリエ木馬です。
アトリエ木馬では、産地も樹種もサイズも様々な一枚板を豊富に取り扱っております。
例えば深みのあるブラウンが魅力的なウォールナット、木肌のなめらかなトチ、
カラフルな色合いが目を引くパープルハートやパドック、マットなダークブラウンが唯一無二のウェンジ…
しかし、豊富すぎるがゆえに「一枚板を選ぶのに悩む」というお声をいただくことも。
そんなお声に対して、今回はアトリエ木馬にご来店いただいた際に何倍も一枚板選びを楽しんでいただける方法をお伝えします。
簡単な方法です…テーブルをご試着いただくのです。
何を言い出すのかと思われた方はぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
この記事でわかること
- 一枚板はなぜ壁に立てかけてある?
- 一枚板の「試着」とは
- 一枚板のおすすめの選び方
まるで木の博物館
アトリエ木馬の店舗に入るとまず、写真のようにずらりと壁一面に並んだ一枚板が目に入ってきます。
まるで木の博物館に来たような感覚になる、という方もいらっしゃいますが、確かに展示している一枚板の迫力や枚数は博物館さながらかもしれません。
店舗面積の関係もありテーブルの姿をしているものは一部で、その他の一枚板は全て壁や什器に立てられています。
そのような状態で展示されているのですが、実は全て「テーブルとしての完成品」なのです。
しかしそうは言っても、この状態から1枚を選びだそうとするとやはり迷ってしまうことも少なくありません。
一枚板の天板が立ててあるのはなぜ?
一枚板が立てて置いてあるのは、多くの天板をお客様におすすめできるようにするためであるのはもちろんですが、もう一つの重要な理由として、一枚板が立ち木として、大地に根付いていた頃の姿を想像していただくためでもあります。
木を縦に切っているので、木が本来持っている動きや力強さを感じることができるかと思います。
同じ樹種でも形が緩やかなものやいびつなもの、木目も真っすぐなものや躍動感溢れるものなどがあり、まるで人間の顔と同じくらいに表情が異なることを実感いただけるかと思います。
「試着」をおすすめ致します
さて、立っている一枚板は服でいう「ハンガーに掛かっている状態」です。
服を試着せずに買うのは、本当に自分に似合うのかと考えてしまうこともあります。
ましてや一枚板となればどうでしょうか?
立てかけられている状態からテーブルの姿を想像するのは、一見簡単なようですが、実は立っているときとテーブル状に寝かせているときとでは板面の見え方が大きく変わることもあるのです。
例えば立っているときには光の関係で見えていなかった杢目が鮮やかに浮かび上がったり、使っているときの様子がぐんと思い浮かべやすくなったり…
一枚板の試着とはその「テーブルの姿を見ていただくこと」です。
一枚板も服と同様にお客様のライフスタイルや性格を反映させてくれるものです。
アトリエ木馬の一枚板天板は、専用脚に天板を乗せたらテーブルが完成します。
つまり、立てかけてある一枚板でも実は気軽にテーブルの姿を見ることが可能なのです。
あなたのライフスタイルに+α
お客様の好きなものを思い浮かべていただくことも、一枚板選びを楽しくする方法のひとつです。
例えば、コーヒーが好き、日本酒が好き、ワインが好きなど。
お料理をたくさん並べたい、お花を生けて飾りたい、広々としたテーブルで読書を楽しみたいなどなど…
もちろんナチュラルテイスト、アメリカンテイスト、北欧テイスト、リゾート感のある雰囲気など、好きなお部屋のテイストでお選びいただくのもおすすめです。
どんな空間でどのように使用したいか想像をふくらませながら天板を選ぶと、よりテーブル選びを楽しんでいただくことができます。
お気軽に相談頂ければ、専門スタッフが喜んで一枚板選びをお手伝いさせていただきます。
コーディネートの例【ケヤキ×洋風】
最後にコーディネートの一例をご紹介します。
日本の木としても馴染み深い「ケヤキ」
和のイメージが強いケヤキですが、最近はカフェのテーブルとして使われていたり、北欧系のお部屋に合わせるお客様もいらっしゃったりと、和風ではない空間への組み合わせも多く見られるようになっています。
あたたかみのあるケヤキの色味はお洒落なコーヒーマグとの相性もばっちりです。
脚を鉄製のものと組み合わせると、ぐっと洋風スタイルに合う雰囲気になります。
一枚板は立っている時とテーブルの姿では大きく見た目が変わります。
ゆえに、テーブルの姿を見ていただいた上で、お部屋に合うかを見ていただくことをおすすめします。
アトリエ木馬では立ててある一枚板をテーブルにすることを平置きと呼んでいます。
平置きをご希望の場合はスタッフにお気軽にお声かけください。
平置きをするだけで一枚板選びは何倍もわかりやすく、楽しくなります!