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更新日:2024.12.26

フレンチカントリーインテリアとは? 部屋作りのコツや家具の選び方を解説

トチ一枚板と寄木カッティングボード

部屋のイメージを決めるインテリアスタイルにはさまざまなものがありますが、肩肘張らない自然なテイストが理想なら、フレンチカントリーがおすすめです。

家族が落ち着いて過ごせる一つの物を大切に使いながらシンプルに暮らす、そんなイメージがフレンチカントリーです。

本記事ではフレンチカントリーインテリアの特徴を詳しく解説するとともに、フレンチカントリーな部屋作りのコツ、おすすめの家具などを紹介します。

フレンチカントリーインテリアとは?

  • フレンチカントリーインテリア

フレンチカントリーとは、南フランスのプロヴァンス地方の住まいをイメージしたスタイルです。

自然や古い物を大切にする精神から、家具やインテリアには歴史を感じる物が多い傾向です。

フレンチカントリーでは、代々引き継いでいける家具やインテリアを取り入れるのも魅力になります。

 

フレンチ風スタイルには、スタイリッシュなフレンチモダン、ヴィンテージ感を取り入れたフレンチシャビー、ロココ調のフレンチクラシカルなどさまざまなタイプがあります。

その中でフレンチカントリーはナチュラルさが特徴。

田舎住まいらしい温かさや素朴な雰囲気を演出するため、草木や花々など植物の美しさや自然の心地よさを取り入れたものがフレンチカントリーに分類されます。

フレンチカントリーインテリアの特徴

  • マホガニー一枚板コーディネート

フレンチカントリーインテリアの特徴を紹介します。

 

白をベースにした明るい色合い

フレンチカントリーのお手本となる南フランスには、しっくいの白壁とオレンジがかった屋根の建物が多く見られます。

ペールブルーに塗られた窓や軒どいなども象徴的で、木製の玄関扉といった自然の温かみを感じる素材が使われているのもフレンチカントリーならではです。

 

そのためフレンチカントリーインテリアといえば、まずをベースに取り入れます。

ただ、白だけで統一してしまうと冷たく無機質な印象になるため、ペールブルーやペールイエローなどの淡い色をセカンドカラーで取り入れ、明るく優しい雰囲気にまとめるのが特徴です。

 

曲線を取り入れた家具

フレンチカントリーインテリアは「丸み」も特徴です。

直線のスタイリッシュさと対照的に、丸みからは柔らかさが感じられるため部屋の雰囲気を穏やかに見せてくれます。

ほっとするような感じを演出しやすいのがこの丸みのあるデザインです。

 

丸テーブルや椅子の背もたれに丸みがあるデザインを取り入れても良いでしょう。

ただし丸みのあるデザインはフェミニンな印象になるため、あまり取り入れ過ぎるとロココ調やロマンチックテイスト寄りになってしまいます。

フレンチカントリーの素朴な印象を損なわないためには、適度に取り入れるのがポイントです。

 

自然の要素を活用

フレンチカントリーインテリアには、自然の要素を活用することも欠かせません。

地中海や広大な田園風景が望める自然豊かな南フランスの田舎町で生まれたインテリアテイストを表現するには、観葉植物や木材を使用したインテリアや家具を取り入れてみましょう。

 

特に一枚板を使用した家具は経年変化を楽しめます。

家具などを長く大切に使い続けるのも、フレンチカントリーインテリアらしいスタイル。

テーブルやテレビボードなどに一枚板で作られた物を選べば、自然のぬくもりを演出できるとともに、長く引き継げるためおすすめです。

フレンチカントリー風の部屋作りのコツ

  • トチ一枚板テーブルコーディネート

フレンチカントリー風の部屋を作る際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

 

柔らかい生地を取り入れる

フレンチカントリースタイルにはファブリックアイテムが似合います。

ナチュラルな雰囲気を出すために、天然素材や柔らかい質感の生地を選びましょう。

例えばカーテンなら裾元に少しレースが入った、軽やかさを演出できる物が良いでしょう。

またフランスのジャカード織のクッションなど、立体的なレースが施された物を取り入れるのもおすすめです。

ただし総レースとなるとエレガントさやゴージャス感が増し、素朴なカントリーの雰囲気から遠ざかるため、程よく取り入れるのがポイントです。

 

ギンガムチェックもフレンチカントリーと相性が良く、少しかわいらしいテイストをプラスしたい場合におすすめ。

生地にはコットンやリネンなど、自然の温かみを感じられる素材を選びましょう。

 

フラワーモチーフを取り入れる

フラワーモチーフはフレンチカントリーな部屋に取り入れたい、代表的なデコレーションモチーフです。

自然の花々を飾るのも素敵ですが、ドライフラワーを吊したり、小瓶に詰めたポプリをアクセントとして飾ったりすれば、フランスの田舎らしいナチュラルなニュアンスを演出できます。

 

小花柄のカーテンや、花のモチーフが入ったテーブルクロス、ランチョンマットを取り入れてみても良いでしょう。

壁のクロスにさり気なく小花がちりばめられた物を選ぶと、全体的に明るくかわいらしいニュアンスのあるフレンチカントリーの部屋が作れます。

 

アンティークなアイテムを取り入れる

フランスではアンティークな物を大切にする精神が根付いているため、木材に限らず、経年変化を楽しめるアイテムを取り入れるのもポイントです。

アンティークのトウやアイアンの籠、小物入れ、シングルチェアやチェストなどを選んで配置すれば、一気に歴史を感じるカントリーらしさを表現できるでしょう。

 

また一枚板の家具など、自然素材で年月を重ねるごとに変わる風合いを楽しめるアイテムを取り入れるのもおすすめです。

例えば一枚板のテーブルやテレビボードは、部屋を象徴するアイテムとして存在感があります。

一枚板のウォールシェルフなら、それだけでさり気ない壁のインテリアになるでしょう。

木材はフレンチカントリーには欠かせないアイテムのため、質が良く、肌触りの良い物を選ぶようにしましょう。

 

シャビーシックな雑貨は飾り過ぎない

一つの物を長く大切に使う精神から、シャビーシックなアイテムもフレンチカントリーに取り入れたい要素です。

シャビーシックとは「古めかしい」などの意味がある言葉ですが、インテリアやファッションの上ではその古めいた様子に味があり、垢抜けた雰囲気がある物として取り入れられてきました。

塗装の少し剥げた家具や腰壁、さびが見えるアイアンアイテムなどのように、わざと劣化させたり汚したりしてテイストを作り上げます。

 

ただしシャビーシックを取り入れ過ぎると、暗く硬い印象が強くなります。

また雑然とした印象にもなりやすいため、フレンチカントリーに取り入れるならアイテム数を抑えるか、あまり強くダメージが入っていないアイテムを取り入れましょう。

フレンチカントリーインテリアにマッチする家具とは?

  • トチ 一枚板テーブル

フレンチカントリーインテリアにマッチするのは、白みのある木材を使った家具です。

素材でいえばトチポプラなどがおすすめ。

一枚板の家具なら高級感はもちろんのこと、長く使えて経年変化を楽しめます。

テーブルの脚にはホワイトを選び、白を基調とするフレンチカントリーの雰囲気に合わせましょう。

また丸みのあるリビングソファやオットマン、クッションなどもフレンチカントリーの部屋によくマッチします。

まとめ

フレンチカントリーインテリアは、南フランスの田舎住まいをイメージした、自然を取り入れた落ち着きあるスタイルのことです。

昔の物を長く大切に使う精神を生かし、アンティークアイテムや、経年変化を楽しめるアイテムを取り入れると、オリジナリティーのあるフレンチカントリーの部屋を作れるでしょう。

 

アトリエ木馬では、フレンチカントリーにぴったりな一枚板の無垢材を使った家具を販売しています。

木材そのものの風合いはもちろんのこと、使い続けることで現れる変化を楽しめるのも一枚板の魅力。

同じ木目はないため、世界に一つだけの家具を持てる特別感もあります。

 

フレンチカントリーインテリアとして長く使える家具を探しているなら、ぜひアトリエ木馬をご利用ください。

 

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