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掘り下げる!

掘り下げる!

皆さんこんにちは!

アトリエ木馬名古屋ギャラリーの藤本です。

今日から6月ですね。梅雨入りもまだなのですが

これから少しづつすこーしづつ夏が近づいて来ます。

毎年毎年律儀に来なくてもええのになーと思いつつ

夏の催し物を心待ちにしている自分がいます。

そんな暑苦しい出だしから始まるのですが、

本日は裏腹な涼しげな樹種の紹介を行いたいと思います。

まずはこちらをご覧ください!

撮影の都合上照明を抑えているのですが他の樹種と比べても

艶がとても強く、一言でいうと「色気」が有りますね。

とあるお客様はこの一枚を見て妖木と言うコメントをいただきました。

如何ですかッッ!この色艶ッッ!

どの角度から見ても妖艶な魅力を放っていますね。

一分の隙も無く輝く杢が見て取れます。

いつ見ても目を奪われてしまいます。

あまり一人で興奮するのも良くないので、真樺とはどんな樹なのか

ゆっくり説明させて頂きます!

真樺-マカバ-樺科の広葉樹で

別名マカンバ、ウダイカンバと呼ばれており

北海道から本州中部にかけて分布しています。

原産地は北海道、東北などの寒冷地で良材が多く生育するといわれています。

マカバは樹高30m、胸高直径が1mほどになる大きな木で

別名であるウダイカンバは漢字で「鵜松明樺」と書き

鵜飼が松明として好んで使っていた事が名前の由来とされています。

マカバは主に家具材やフローリングなどの内装材

ドアなどの建具などに利用されます。

また、ピアノのハンマーなどの楽器の材料や

変わった所では世界大戦期の日本で航空機のプロペラの材料や

外板としても用いられていたようです。

特にマカバで作られたプロペラは高性能であったと言われています。

似たような話が海外でもありますが

外国の樹でもボートの軸受けとして使用されていた

世界一重たい木の「リグナムバイタ」という木がありますが

それはまた別の機会にお話しします。。。

ご紹介させて頂いたマカバですが

サイズは長さ2200奥ゆき810とゆったり六人掛け程度のサイズとなっております。

シックに併せるもよし、北欧テイスト等の可愛い家具と併せるもよし。

併せる家具によってもかなり雰囲気が変わり様々な表情を見せてくれる一枚です。

そんなマニアックな樹種を取り扱えるのもアトリエ木馬だからこそ。

まさにマカバは木馬らしい一枚だと言えますね。

そんなあなただけの一枚に出会えるお店、

アトリエ木馬名古屋ギャラリーで、皆様のご来店をお待ちしております。

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