更新日:2024.06.07
ポプラとレジンの組み合わせ
皆様こんにちは。
アトリエ木馬大川ギャラリーです。
アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本。
アトリエ木馬では世界各国の様々な樹種を仕入れ、取り扱っています。
産地も違えば、その特徴や色合いも様々です。
アトリエ木馬ではそのひとつひとつの木材が持つ特性を見極め、良さを引き出す家具作りに取り組んでいます。
今回はその中から「ポプラ」とレジンの組み合わせについて取り上げてみたいと思います。
ポプラとは
ポプラは並木としても有名なことから、名前を耳にすることもある樹種ではないでしょうか。
斜め方向に上へ上へと枝葉を伸ばすポプラは、並木として連なることで美しい景観を生み出します。
そして、一枚板としてのポプラにもとても面白い特徴があります。
それが「瘤(コブ)」と言われる杢です。
樹が成長する過程で何らかの変化が起こり、樹幹や根株部に膨れた部分ができたものを「瘤(コブ)」と呼んでおり、
同じポプラでも丸太によって、このコブ杢の入り方はそれぞれ異なります。
ポプラとレジンの組み合わせ
さて、そんなポプラとの組み合わせがぴったりなのが「レジン」です。
ユニークな杢に動きのある樹皮の形状はレジンとの相性が抜群で、レジンに透けて見える木本来の美しさが幻想的です。
通常ではクリアまたは単色のカラーレジンを流して仕上げるのが一般的ですが、
大川ギャラリーでは新しいバイカラーのレジンテーブルを展示・販売しておりました。
今回はこちらのテーブルをご紹介いたします。
まずはこちら。
ブルーのカラーレジンとホワイトのカラーレジンが二層重なった仕上がりになっています。
表と裏、リバーシブルでカラーをお楽しみいただけるような仕様です。
単色のレジンでは表現できない奥行きのある色合いが特徴です。
気分に合わせてお好きな面でお使いいただけます。春夏には爽やかなブルーを、秋冬には季節感を感じさせるホワイトを、
と季節感に合わせたコーディネートにしても素敵です。
こちらはバイカラーのレジンの中にインクを用いて模様を施したテーブルです。
様々なインクを落とし込み、少しずつ滲ませることを繰り返した色合いは水彩絵の具を溶かしたかのような風合いです。
インクが落ち着いた色合いながらも、ポプラの杢目による華やかさも持ち合わせた一枚です。
また、一枚板のほか、レジンと活用材を用いたコースターなどもございます。
一枚板から木のぬくもりを感じながら、ご家族と大切なひと時をお過ごしいただければ幸いです。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお持ちしています。