一枚板の価格の違いについて
皆様、こんにちは。アトリエ木馬新宿ギャラリーです!
コロナウィルスが猛威を振るっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新宿ギャラリーはコロナウイルス感染と拡大防止の観点から、5月6日まで休業しております。
皆様の御健康にお変わりないことを願っております。
アトリエ木馬ではコロナウィルスの予防対策として、ご自宅に居ながら展示中の一枚板をご覧いただけるように、LINEを使ったビデオ通話による接客サービスを始めました。
コロナウィルスにより中々家から出られない方や、見に行く時間が取れない方は、ぜひご利用いただければと思います。
一枚板は一枚一枚価格が違う
さて、本日は一枚板の価格の違いについてお話しいたします。
一度ご来店頂いた方はお分かりになると思いますが、一枚板は同じようなサイズであっても、価格は大きく異なります。それどころか同じ樹種であっても価格が違うことがあります。
例えば上記の2枚、「同じ木なのになんでこんなに価格が違うの?」と思いますよね。
実は一枚板の価格は、希少性で決まる!!
一枚板の価格は主に希少性で価格が決まってきます。希少価値が高ければ価格も上がり、希少価値が低ければ価格もお手頃です。一枚板には様々樹種があります。特にアトリエ木馬の一枚板は国内産のみならず、世界中の樹を一枚板として取り扱っていますので、価格も様々です。
いろいろな希少性
ひとえに希少性といっても色々あります。では希少性とは具体的には何か??
【1】樹種の希少性(樹の種類によって価格が違う理由)
まず、樹の種類で希少性が変わってきます。一番わかりやすい樹でいうと写真にもある「屋久杉」です。屋久杉は、日本にしかありません。もっと言えば「屋久杉」は日本の屋久島で自生していた杉の樹で、樹齢が1000年を超えるもののことを指します。世界中で日本にしかないということは、それだけ希少性が高いということになります。
【2】大きさの希少性(同じサイズでも価格が違う理由)
テーブルには奥行が必要です。(ダイニングテーブルであれば大体800㎜~950㎜程度欲しいです)
樹の形をそのままテーブルにする一枚板の場合、奥行は完全に自然任せな部分です。
つまり、成長が早い樹であれば、それだけ一枚板テーブルとして使える材がたくさんとれるので、価格はお手頃になります。
【3】杢目の希少性(同じ樹の種類でも価格が違う)
杢目は樹の育った環境などによって変わります。杢目の種類は数十種類にも及びますが、その中でも、玉杢(たまもく)や瘤杢(こぶもく)といった杢目は、装飾的な価値が高いです。
こういった杢目の樹は中々お目にかかれず、数千本に一本ぐらいの単位でしか出てこないとても希少性の高いものになります。
上の写真は同じ「トチ」ですが、2枚目の写真の「トチ」の方が、約50万円ぐらい高いです
まとめ
一枚板はこのように、希少性によって大きく価格が異なります。
逆に言えば、価格が安いものが材質として良くないというわけではないんです。
一枚板は全て一点物です。同じものは一枚も有りません。
一枚板は出会いです。だからこそ一枚板選びは楽しいです。^^
その楽しさをぜひ皆様にも体感して欲しいと思います。
また元気に皆様にお会いできることを楽しみにしております。
それではこの辺で失礼致します。
アトリエ木馬新宿ギャラリーでした!^^