ダイニングテーブルの寿命はどのくらい?買い替えのタイミングや長く使うコツを解説
ダイニングテーブルはリビング・ダイニングの主役ともいえる家具で、長年使い続ける方が多いでしょう。
「長く使うもの」というイメージがあるため、具体的にどのくらいで寿命となりやすいのか、わからない方も多いはず。
買い替えのタイミングを把握するためにも、寿命の目安を知っておきましょう。
ダイニングテーブルの寿命や買い替えのタイミング、長く使うコツを解説するので、ダイニングテーブルの買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ダイニングテーブルの寿命は約5~10年
ダイニングテーブルの寿命は、一般的に約5~10年ほどとされており、材質やメンテナンスなどによっても異なります。
特にダイニングテーブルはほぼ毎日使用するうえ、食器などを移動した際に傷が付いたりと、傷みやすい家具の一つです。
多少の傷であれば通常使用には問題はありませんが、来客などがあった際には気になることも。
一般的なダイニングテーブルはメンテナンスや補修ができないことも多く買い替えのタイミングは非常に重要です。
数あるダイニングテーブルの中でも一枚板のテーブルは、高い強度と耐久性を持ち、メンテナンスを怠らなければ、子どもへ受け継げるほど頑丈となっています。
特にアトリエ木馬の一枚板テーブルはメンテナンスや補修が可能なため買い替えが必要になることはほとんどありません。
長い目で見ると実はお得なテーブルかもしれませんね。
ダイニングテーブルを買い替えるタイミング
ダイニングテーブルを買い替えるタイミングとして、目安にしたいポイントが3つあります。
「買い替えるべきか悩んでいる」「いつまで使えるのか心配」と思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
脚がグラグラしている
脚がグラグラしてきていると、買い替えどきかもしれません。
ダイニングテーブルは脚から傷むケースが多く、脚が傾いたり摩耗したりすることで、ガタつきやすくなっていきます。
接合部分のネジが緩んでいるだけなら、締め直せば問題ありません。
しかし「締め直しても直らない」「すぐにガタガタする」といった状況であれば、寿命の可能性が高いでしょう。
天板が落ちるなど、大きな不具合が起きるかもしれません。なるべく早めに買い替えましょう。
アトリエ木馬の一枚板の場合は一枚板の重さに耐えることができる専用脚ですのでぐらつくこともほとんどありません。
買い替えが必要になった場合でもテーブル脚のみを買い替えることが可能ですので、一枚板テーブルはそのままご使用いただくことができます。
天板の塗装が剥がれている
天板の塗装が剥がれてきている場合は、買い替えを考え始めるタイミングかもしれません。
塗装が剥がれてくると、汚れや傷が付きやすくなったり、色褪せが目立ちやすくなったりするため、そのまま使い続けるのは現実的ではありません。
天板にはウレタン塗装やオイル塗装など、表面をコーティングする塗装が施されています。
- ウレタン塗装:天板表面にウレタン樹脂を吹き付け、汚れや傷が付きにくくする塗装
- オイル塗装:木材表面にオイルを染み込ませることで、木の味わいを活かす塗装。
オイル塗装は剥がれても自分で塗り直せますが、ウレタン塗装は自力で塗るのは不可能。
一般的なテーブルではウレタン塗装のものが多く、基本的には塗装の塗り直しができないため買い替えとなるケースがほとんどです。
その点一枚板の場合はアトリエ木馬の工場で塗装の塗り直しが可能ですので、長年使用した愛着のある一枚板テーブルを末永くご使用いただけます。
汚れや傷が目立つ
汚れや傷が目立ち始めてきたら、買い替えを検討してみましょう。
毎日使うものなので、気を付けていても取れない汚れや、気になる傷が付いてしまいます。
汚れが染み込んだり、深い傷や焦げ跡が残ったりしたものは、なかなか消せません。
ダイニングテーブルは来客時にも使用するため、目立つ汚れや傷は気になりやすいでしょう。
特に一般的なテーブルは表面にシートを張っていることが多く、傷が付いて中の材質が見えると表面の色味と異なることが多々あります。
その場合傷が目立ちやすく、傷の部分から劣化が進むこともあり買い替えが必要になることも。
一枚板テーブルのような無垢家具は傷の部分も表面と同じ材質なので傷が目立ちにくいという利点があります。
また、経年変化として多少の傷は「テーブルの味」として楽しむことも可能です。
そのうえで傷が増えてきた場合はメンテナンスで表面を削ることで新たにきれいな天面にすることができますので、お子さん、お孫さんと永く家族の中心としてご使用いただくことが可能です。
ダイニングテーブルを長く使うコツ
一般的なダイニングテーブルを長く使うコツとして、4つのポイントが挙げられます。
少しでも長く使えるように、コツを押さえておきましょう。
定期的にネジの緩みを確認する
定期的にネジの緩みがないか、確認しましょう。
ネジが緩むとガタガタしやすくなるので、定期的に確認して、緩んでいるようであれば締め直しましょう。
もし緩んだまま長期間放置してしまうと、状態が悪化して簡単には直せなくなるかもしれません。
早めに対処することが大切です。
ちなみに、アトリエ木馬の一枚板テーブルは、天板と脚をネジ留めせず、載せるだけでテーブルとして使用するため、定期的なネジの締め直しは不要です。
その点でも、一枚板テーブルは通常のテーブルより末永く使える家具と言えます。
直射日光が当たらない場所に置く
直射日光が当たらない場所に置いて、変色を避けるようにしましょう。
天板は日光により変色・色褪せするので、直射日光を避けた場所に置くのが無難。
一部分だけ直射日光に当たってしまう場合、天板にグラデーションができてしまうかもしれません。
特に天然木を使用した一枚板テーブルは変化しやすいので、一部分だけ日光に当たって、不格好にならないよう注意しましょう。
すぐに汚れを拭き取る
汚れてしまったら、すぐに拭き取るようにしましょう。
汚れを放置すると天板に染み込んでしまい、取れない汚れになってしまうかもしれません。
特に一枚板テーブルの中でもオイル塗装で仕上げているものは、水分がすぐに染み込んでしまうため注意が必要です。
ほとんどの汚れは、すぐに固く絞った柔らかい布巾で拭き取って、乾拭きすれば落とせるので、習慣付けるようにしましょう。
テーブルマットやテーブルクロスを使用する
テーブルマットやテーブルクロス、ランチョンマットなど、天板の汚れ・傷を防ぐカバーを使用するのもおすすめです。
天板が直接汚れたり傷ついたりするのを防げるので、劣化しにくくなります。
また汚れが付いても拭き取りやすく、丸洗いすることも可能、掃除しやすくなるのもメリットです。
一枚板テーブルのように天然木の色や木目を楽しみたい場合は、透明のカバーを使用するのがおすすめです。
ダイニングテーブルはコツを押さえて長く使い続けよう
インテリアの主役ともいえるダイニングテーブルですが、日常的に使う家具ということもあり、一般的なダイニングテーブルの寿命は約5~10年とされています。
少しでも長く使い続けるには、日々のメンテナンスが重要です。
特に一枚板を使用したダイニングテーブルは、「千年家具」と呼ばれる程、きちんと手入れすれば、10年にとどまらず代々受け継いでいくこともできます。
MOKUBAでは職人が高い技術で製造しているだけでなく、磨き直し・再塗装といったメンテナンスや再加工なども請け負っています。
ぜひ一度ご相談ください。