感動した一枚板！レジンポプラについて

こちらはポプラのレジンテーブルです。

その名の通り、ポプラの木材にレジンを流し込み組み合わされた一枚です。バール杢も多く出ていてとても綺麗な板になります。

レジン部分も職人さんによって磨かれ、曇り一つない透き通った透明になっております。

ポプラとはヤナギ科ヤマナラシ属の樹木を総称したものです。

ヨーロッパ南部が原産で世界に広く植栽されており、日本では北海道に広く生育しています。

「ポプラ」はラテン語の「人々、共同体、国民」などを意味する populus ポプルス に由来しています。

成長スピードが早く寿命が短いものの、樹林面積が広範囲のため供給が安定しており価格も安定しています。そのため市場に多く出回りやすくなっています。

ポプラは比較的軽量で柔らかい木材です。白っぽい色をしており、明るいイメージを持つのが特徴です。

柔らかく加工がしやすいため、多くの家具や建材、工芸品などに使用されています。

身近なものですと、テーブルやギター、マッチ棒などにも使用されています。

また、バール杢が綺麗に出やすいのも特徴です。

バール杢とは、バール burl =木の根本付近にできる瘤（こぶ） によってできる模様のことを指します。

ストレスや負荷によって模様が出ると考えられていますが、科学的に証明はされていないようです。

病気や生育異常などといわれることもありますが、木からしてみれば普通のことなのかもしれません。

「自然の神秘」「木の神様からのおくりもの」そう捉えるのもいいでしょう。

家具業界では杢が多く出ている方が希少で価値があるとされています。

RESIN レジンとは英語で「樹脂」のことで天然樹脂や合成樹脂のことを指します。

透明で艶のある質感で美しい仕上がりになります。

木にはそれぞれの個性がありますが、その中には、一枚板としては使えないほど穴があいたものや、ひび割れしたものもあります。

その個性を最大限活かす方法としてたどり着いた答えが「何もない空間を形にする」ことでした。

レジンテーブルは透明度の高い樹脂を使い、木の個性を最大限に活かしたテーブルです。

職人さんの手によって通常の倍以上磨かれることで透明度が高くなり、神秘的な美しさが生まれます。

ポプラやレジンのことについて知ることはできたでしょうか。

まだまだ深く知れば知るほど、魅力的な要素はたくさんあります。またアトリエ木馬にはほかにも多くの樹種を取り揃えております。

今回ご紹介した【RESINポプラ】は関家具大川本店１Fアトリエ木馬大川ギャラリーに展示しております。

この板を見ると自身の心も透き通り綺麗になった気がします！

お時間のある方は、ぜひ足を運んでくださいませ。