更新日:2026.06.09
【大川店】木の色は「塗った色」ではない

ウェンジの黒・パドックの赤・パープルハートの紫。
どれも塗装ではなく、木がもともと持っている天然の色です。
木の中には色のもとになる成分があり、それぞれが違う色合いを作ります。
同じ木材でも、自然の中で育った証がそのまま色として表れます。
違いを生むのは【木の設計図】
木は種類ごとに異なる遺伝子があり、育つ中でつくる成分も変わります。
赤みが強い成分を多く持つ木もあれば、黒や紫の色合いをつくる木もあります。
ウェンジ、パドック、パープルハートはどれも個性的ですが、その違いは木の中の小さな化学の積み重ねです。
人に個性があるように、木にもそれぞれの性格があります。
木目だけでなく、色にもその木ならではの特徴が現れています。
空気と光で色は少しずつ育つ
木は削った瞬間が完成ではありません。
空気に触れ、光を浴びることで、木の中の成分がゆっくりと変化します。
これを酸化といい、色の変化につながります。
パドックは鮮やかな赤から深みのある赤茶へ、
パープルハートは紫がより落ち着いた色へ変わっていきます。
新しい時の美しさも魅力ですが、時間が経つことで生まれる深みも天然木ならではです。
木は年月とともに育つ素材でもあります。
木が育つ土地も個性になる
木は育つ場所によっても表情が変わります。
日差しの強さ、雨の量、土の栄養、気温や湿度。
さらに虫や菌の多い環境では、自分を守るための成分を多くつくることがあります。
その成分が色や香り、耐久性につながります。
中央アフリカで育つウェンジやパドック、南米で育つパープルハートは、それぞれ土地の環境を受けながら成長してきました。
色の違いには、その土地の自然も映し出されています。
木の色には歴史がある
ウェンジの重厚感、
パドックの華やかさ、
パープルハートの存在感。
色の違いは、ただ見た目が違うだけではありません。
木がどんな環境で育ち、どんな成分をつくり、どんな時間を重ねてきたか。
その歴史が色となって表れています。
一枚板を眺める時間が楽しくなるのは、木の中に自然の物語が詰まっているからです。
木の色を知ると、その一枚がもっと特別に見えてきます。
さいごに
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