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木と喋ってみたい。

高尾山の蛸杉

皆さまこんにちは!
アトリエ木馬五反田ギャラリーの宮崎です。

先日のお休みに、職場の仲間と高尾山に行ってきました。
決して登山がしたかったわけではなく、高尾山のビアガーデンが目的でしたが、せっかくの機会ですので山頂まで登ってきました^^笑

体を動かしてからの方がビールも美味しいですしね!

高尾山の蛸杉

  • 高尾山の蛸杉
  • 高尾山の蛸杉

どーん!すごい迫力。

中腹あたりにどっしりとたたずむ杉の木。高尾山を登ったことのある方はご存知でしょう、その名も蛸杉(たこすぎ)です。

その昔、参道を切り開く際に、道の邪魔になると切られそうになった根を、たこの足のようにぐにゃりと曲げたという言い伝えがあります。樹齢は推定450年以上。450年もの長い間、この地で生きてきたと思うと、本当に自分の意思で根をぐにゃりと曲げられそうな気がしてしまいますね。

となりでちょこんと立つ私の姿はなんてちっぽけなのでしょう。
もっと自然の恵みや大地に感謝しなければならないですね。

さて、今回は、その蛸杉よりもっともっと長生きの杉、屋久杉の一枚板をご紹介したいと思います。

屋久杉

  • 屋久杉一枚板
  • 屋久杉一枚板

屋久杉は、屋久島に育つ樹齢1000年以上の杉の木です。

伐採は禁止されており、現在では、災害等で自然に倒木してしまったものしか手に入りません。年々希少価値が上がっております。

杢目が非常に細かく、繊細。
何とも言えない、特別な存在感があります。

この一つ一つの年輪が、雷雨や暴風雨等の過酷な環境下を耐え、周りの虫や小鳥たちの声を聞きながら、どっしりと構え1000年もの間生き続けてきた証です。

私たちには到底想像することのできない、長い長い時間。
木々たちはどんなことを思いながら、生きているのでしょうか。

 

もし、木が喋れたら、私は聞きたいことがたくさんあります。

こんなぺえぺえの私の質問には答えてくれないでしょうか。

  • 屋久杉一枚板
  • 屋久杉一枚板

こちらの屋久杉は、仕上げをしていない、原木の状態で展示をしております。
細かい繊細な木目を肌で感じられ、屋久杉特有の香りが店内を包みこみます。
木の香りは、虫や菌から守るために、自ら発する成分によるものです。

長い年月を生き抜くための結果が、この香りにたどり着いていると思うと、儚さと力強さを感じます。

五反田ギャラリーにご来店される皆さまを、この香りが迎えてくれます。
ぜひ、皆さまも屋久杉の力強さ、生き様を五感で感じてみてください。
そして私たちと一緒に、木々たちとおしゃべりしてみましょう。

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