長い絨毯
こんにちは、ヘリテージです。梅雨の中休みなのか、もう夏が始まったのか、天神は暑く湿気の高い日になっています。 そんな日でも、ウールの絨毯はさらさらとして気持ちがいいんですよ。 今日ご紹介するのも、そんな肌触りのいい、やわらかなウールの絨毯です。
通常のサイズ感よりも細くて長い、こんなペルシャ絨毯があります。
ランナーといって、廊下や縁側はもちろん、ベッドサイドやちょっとしたスペースに敷けるサイズの絨毯になります。今まで納めさせていただいた中では、やはり廊下やベッドサイドが多かったでしょうか。キッチンにというおしゃれな方もいらっしゃいます!
このランナーは、イランの南部、シラーズの少し古い絨毯。おそらく30年から40年といったところでしょうか。
ふわふわした毛先の柔らかさと、シラーズらしい茜色、そして可愛らしいモチーフが特徴です。
メダリオンはひし形できりりと、まわりにはお花や生命の樹をあしらい、素朴ながらも華やかな一枚になっています。
光が当たるほうから見ると、赤に透明感がでますね。左が通常時、右が光を当てた時のものになります。
ランナーは、ほかのペルシャ絨毯に比べてすこし敷き方にコツがありますが、ぴったりと敷けると、お部屋の雰囲気がぐっとセンスアップします。
フローリングをはだしで歩くことが増えるこれからの季節、上質なペルシャ絨毯で夏の素足を心地よく過ごしてみるのも素敵ではないでしょうか。
細かいコツやどんなランナーがあるのかなど、どうぞお気軽にお尋ねくださいませ!