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テーブルの傷を補修するには?自分でできる方法と注意点を解説

テーブル表面

テーブルを使用していると知らず知らずのうちに、増えていく傷。

傷付かないよう気を付けていても、いつの間にか傷だらけになっているという方も多いのではないでしょうか。

 

傷が増えると光の加減で白くなりやすく、傷の深さや見る角度などによっては、見た目を大きく損ないがちです。

 

お気に入りのテーブルに付いた傷をどうにか修繕したいと思っても、どうすれば良いかわからない方が多いでしょう。

自分でできるテーブルの傷を補修する方法を紹介するので、傷が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ひっかき傷・凹み傷 それぞれの補修方法
  • 自分で補修するのはリスクが伴う!
  • アトリエ木馬ならご注文頂いた天板の有償補修が可能

傷の種類別|テーブルの傷を補修する方法

  • 木工補修用クレヨン

テーブルは日常生活の中のさまざまなタイミングで傷が付いてしまいますが、ひと口に傷といっても種類があり、傷の種類によって補修方法も異なります。

 

傷の種類別に補修方法を紹介するので、テーブルの傷が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

 

ひっかき傷の場合

食器を引きずったり、カッターなどで切ってしまったりしてできた傷は、白っぽくなり目立ってしまうので、気になりやすい傷です。

 

大抵が浅い傷なので、塗料で目立たなくすることで修繕可能。

深い傷や本格的に修繕したい場合は、ヤスリがけするのが効果的です。それぞれ詳しく解説します。

 

木工補修用マーカー・クレヨン

ホームセンターなどで販売されている木工補修用マーカーで、傷の部分に色を塗って目立ちにくくする方法です。

マーカーで色を塗るだけなので、誰でも簡単にテーブルの傷を補修できます。

 

ペン先が細いマーカーや太いクレヨンなどタイプがあるので、傷の太さによって使い分けるようにしましょう。

また木目は複数の色から構成されているので、単色ではなく複数の色を組み合わせて使うと、より自然な仕上がりになります。

 

ただし家具によっては、文房具のアルコールマーカーを使う方が良い場合もあります。

例えばアンティーク家具のように、化学系の塗装が使われていない場合、シンナー系の補修用マーカーを使うと傷めてしまうかもしれません。

 

補修の手順は簡単で、以下4ステップで完了します。

 

  1. 1.傷周辺の汚れを拭き取る
  2. 2.傷に補修用マーカーやアルコールマーカーを塗る
  3. 3.薄い色から使用していき濃い色は最後に使用する
  4. 4.指でぼかして馴染ませれば完成

 

いきなり濃い色を使うと家具の色より濃くなり、悪目立ちするので注意してください。

 

傷の上から色を付けるだけで手軽かつ簡単な方法なので、まず試していただきたい方法です。

 

紙ヤスリとオイル

オイル塗装で仕上げられている家具に有効なのが、傷ができている部分を紙ヤスリで削ってからオイルで仕上げる方法です。

マーカーを塗っても傷が隠しきれない場合や、本格的に傷を補修したい場合に適しています。

 

必要なものは目の粗い紙ヤスリと細かい紙ヤスリの2つと、仕上げ用のオイルのみ。いずれもホームセンターなどで購入できるものばかりです。

 

手順は以下3ステップで、難しい手順は必要ありません。

粗いヤスリで傷をならして、細かいヤスリで仕上げていき、傷が消えたらオイルを塗って仕上げれば完了です。

 

  1. 1.粗めのヤスリで傷を削り平らにする
  2. 2.細かめのヤスリで削り仕上げる
  3. 3.オイルを塗る

 

無垢材を使用した家具などに多いオイル塗装された家具に有効な方法なので、該当する家具を補修したい場合に試してみてください。

 

凹み傷の場合

食器を置いた際やペンを落とした際などに付きやすい凹み傷は、ひっかき傷と比べると傷が深いため、ひっかき傷の場合とは修繕方法が異なります。

 

ひっかき傷と同じく、光の当たり加減では白く見えやすいため、気になりやすい傷です。

補修方法を押さえて、きれいに修繕しましょう。

 

木工補修用樹脂スティック

ひっかき傷よりも傷が深いので、色を塗ってもごまかしきれないのが凹み傷です。

木工補修用樹脂スティックを使用して、凹んでいる部分を樹脂で埋める方法がおすすめです。

 

ホームセンターなどで販売されているので、手軽に入手可能。

電気コテや仕上げ用ウールなど、必要なアイテムがセットになったキットなども販売されています。

 

基本的にはひっかき傷の修繕と同じく、傷を埋めることで見た目では分からないように仕上げます。

手順は以下5ステップです。

 

  1. 1.傷周辺の汚れを拭き取る
  2. 2.傷周辺に凹凸があれば取り除く
  3. 3.電気ゴテで補修用樹脂を溶かして、テーブルの色に近付ける
  4. 4.樹脂の色味を調整したら、傷に埋める
  5. 5.はみ出した樹脂を仕上げ用ウールで削り整える

 

手順はあまり難しくありませんが、樹脂の色をテーブルの色に合わせないといけないのが難所。

色に違和感がないように、調整しなくてはなりません。

 

また補修用樹脂は正しく使用しなければ、剥がれやすいのも難しいポイントです。

 

一発できれいに修繕するのは難しいため、目立たない部分で調整するなど工夫が必要です。

テーブルの傷を自分で補修する際の注意点

  • 注意

テーブルの傷は市販されているグッズを駆使することで、自分で補修することも可能ですが、いくつか覚えておきたい注意点があります。

補修に挑戦してから「イメージと違う」と後悔しないように、あらかじめ注意点を押さえておいてください。

 

傷をきれいに消すのは難しい

誰でも傷を補修することはできますが、きれいに消すのは難しく、完全には修繕できないかもしれません。

 

自分で行う傷の補修はあくまでも傷を目立たなくするためのものなので、傷を完璧になくせるとは限りません。

色を塗るなど目立たなくさせられれば、表面上は修繕できたように見えますが、実際には傷が残ったままです。

 

傷を直すのではなく、きれいに見えるようにするための作業だと割り切ることも大切です。

 

失敗するかもしれない

自分で行う場合は、どうしても失敗するかもしれないリスクがつきまといます。

 

例えば天板とマーカーや樹脂の色が合わず、逆に目立ってしまう場合や、ヤスリで削ることで他の部分と色が異なってしまう場合などが考えられます。

また補修方法を間違えてしまうかもしれないのも、自分で補修を行う際のリスクです。

 

天板の塗装の種類や使われている木材などに応じて、適した補修方法を選択しなければ、テーブルを傷めてしまったり傷が悪化してしまったりする可能性もあります。

補修作業をうまく行えないかもしれないことや、よい補修方法の判断が難しいことから、失敗する可能性があることを覚えておきましょう。

テーブルの傷の補修は業者に依頼しよう

  • ハンドサンダー

テーブルの傷の補修は自分で行うと失敗するリスクがあるので、できるだけきれいに補修したい方や、自分で行う自信がない方は専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼すれば、傷の種類やテーブルに応じた対応を行ってくれるので、きれいに補修してもらえます。

 

豊富な経験や知識・技術で補修してもらえるので、安心して任せられるでしょう。

傷の種類や深さによっては、プロならではの方法で補修してくれるケースも。

自分で補修できないケースはもちろん、買い換えかもしれないと思った場合でも相談してみましょう。

 

天板の陥没のような大きな傷でも、きれいに修繕してもらえる可能性があります。

自分で補修するのが難しい場合や、お気に入りのテーブルをきれいに補修してもらいたい場合は、業者への依頼を検討してみてください。

テーブルの傷は自分で補修することもできる

  • 手研磨

日常的に使用していると、どうしても傷が付きがちなテーブル。

いつの間にかお気に入りのテーブルに傷ができていると、気分が沈んでしまうことでしょう。

 

しかし市販のグッズを活用すれば、自分で傷を補修することが可能です。

とはいえ自宅でできる範囲には限りがあることに加え、失敗してしまう可能性があることは覚えておきましょう。

 

MOKUBAでは、ご注文いただいた天板の有償補修を行っています。

職人の手で塗装を一度剥ぎ、天板の研磨・補修を行うので、新しい木目や表情と出会えます。

 

一枚板・無垢天板ならではの醍醐味の一つなので、人生の節目に行うのをおすすめしています。

一枚板のテーブルが気になる方は、ぜひ弊社商品をチェックしてみてください。

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