ダイニングテーブルはどこに置くのが良い? 配置例や置くときのポイントを解説
家具の中でも大きな存在感を放つダイニングテーブルですが、部屋の中のどこに置こうか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
他の家具と比べてもサイズが大きいので、食事のしやすさや動きやすさ、空間を圧迫しないかなど、生活しやすさや部屋の印象などを大きく左右します。
ダイニングテーブルをどこに置くべきか悩まれている方に向けて、ダイニングテーブルの配置例やテーブルを置く際のポイントを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ダイニングテーブルの配置例を実際の納品写真を交えてご紹介
- ダイニングの生活しやすい動線
- 部屋の広さや使用人数に適したテーブルのサイズについて
ダイニングテーブルはどこに置くのが良い?
ダイニングテーブルをどこに置くべきか、特に決まりはありませんが、置く場所によって快適性や部屋の印象が左右されるので、慎重に決めることが大切です。
ダイニングテーブルは食事を取るスペースということもあり、一般的にキッチンに近い配膳しやすい位置に配置されるケースが多くなっています。
例えばキッチンの横に配置したり、カウンターキッチンの向かい側に配置したりと、キッチンとダイニングテーブルの位置が近いと食事しやすい空間となります。
とはいえ部屋の間取りは千差万別で、暮らし方もそれぞれ異なるので、一概に正解・不正解といえるものではないため、生活に合わせて快適に過ごせる位置に置くのがベストです。
なんとなくで位置を決めてしまうと生活しにくくなってしまうかもしれないので、できるだけ具体的にシミュレーションして置き場所を決めましょう。
ダイニングテーブルの配置例
ダイニングテーブルは大きな家具なので、配置次第で暮らしやすさや部屋の雰囲気を大きく左右します。
ダイニングテーブルの配置例を6パターン紹介するので、どこに置くべきか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
キッチンの正面に置く
キッチンの正面に置くと、作った料理をすぐに配膳できたり、食後の片付けを行いやすかったりと、動線がスムーズです。
カウンターキッチンの場合であれば、ダイニングテーブルで子供が先に食事している様子や、勉強している様子を、料理しながらでも見守れるというメリットもあります。
キッチンの正面にダイニングテーブルを置く際は、キッチンに対して垂直に配置するのがおすすめ。
座った際にキッチンが真正面に見えないので、食事や会話に集中しやすくなります。
またキッチンに対して背中を向ける人がいない配置なので、コミュニケーションしやすいのもポイントです。
キッチンと横並びに置く
キッチンと横並びに、ダイニングテーブルを置くと、キッチンと地続きになるようなつながりができるため、動線がスッキリするのが特徴です。
ダイニングテーブルをキッチンカウンターのように使用する方法で、広い戸建てやマンションなどで、採用されることがある配置です。
キッチンとダイニングテーブルの境界が薄くなるので、料理の配膳や片付けがスムーズで、短い動線で流れるように作業できるのが魅力だといえます。
また食事中もキッチンに行きやすいので、家族で食事時間が異なる場合でも、調理しやすいメリットもあります。
他にもキッチンのすぐ横にダイニングテーブルがあることで、調理中に使う食材や食器などを置いておけるので、キッチンを広々と使えるのもポイントです。
窓の近くに置く
窓の近くにダイニングテーブルを置くことで、日の光が入る明るいダイニングスペースにできます。
例えば家族揃って朝食を食べる家庭や、昼食を家で食べることが多い場合、昼間にダイニングテーブルで作業や勉強をするなど、日中にダイニングテーブルを使用する機会が多い場合におすすめの配置です。
特に南や東向きの窓がある家庭であれば、日の光を大きく採り込んで、自然光の穏やかな光を楽しめるでしょう。
ただし大きな窓の場合は、冬に冷気が入りやすく、寒く感じてしまうかもしれません。窓のサイズや住んでいる地域に応じて、窓の近くに置いても大丈夫か判断しましょう。
部屋のカウンターの近くに置く
部屋の中にカウンターがある場合は、カウンター近くに置く配置もおすすめです。
カウンター近くであれば、カウンターとダイニングのチェアを兼用できるので、カウンター用に別途チェアを用意する必要がありません。
コストを抑えられるのはもちろんですが、空間を広く活用できることにもつながります。
またカウンターを物置として活用できるので、ダイニングテーブル上の荷物をカウンターに一時置きできます。
例えばダイニングテーブルで勉強や仕事などしていた道具を、カウンターに一時的に逃がせば、片付けなくても食事をとることが可能です。
子供がいる家庭や、リモートワークしている家庭に適しています。
壁に接するように置く
壁と接するようにダイニングテーブルを置くと、コンセントが近くなり利便性が高まるのがメリットです。
コンセントが近ければホットプレートやジューサー・ミキサー、低温調理器、卓上IHクッキングヒーターなどのキッチン家電が使いやすくなります。
またノートパソコンやタブレットなどを充電しながら使えるので、勉強や仕事、子供の暇潰しなどに活用しやすくなるのも魅力です。
こうした家電を使っていても、コンセントからの距離が近くなることで、充電ケーブルに足を引っかけにくくなるのも、メリットだといえます。
部屋の中央に置く
部屋の中央にダイニングテーブルを置くことで、バランスの取れた空間にゆとりのある部屋にできます。
ダイニングテーブルを中央に配置することで、その周囲に適度なスペースがいくつも生まれます。
複数の空間ができることで、ゆとりのあるゆったりとした印象を演出可能です。
ソファと合わせたり、あえて種類の違うチェアと合わせたりすることで、まるでカフェのようなおしゃれなインテリアを楽しめます。
ダイニングテーブルをインテリアの主役に据えたい場合は、部屋の中央に配置するレイアウトも検討してみてください。
ダイニングテーブルを置くときのポイント
ダイニングテーブルを置く際のポイントとして「空間の確保」と「適切なサイズ選び」の2つが挙げられます。
どちらも間違えてしまうと暮らしにくい空間となってしまうので、購入前に押さえておきましょう。
テーブル周りの空間を確保する
ダイニングテーブルの周りの空間を確保して、生活しやすい動線を確保しましょう。
料理を運んだり座ったりといった動作をスムーズに行うには、一般的に以下のような、一定の空間が確保されている必要があります。
- ・立ち座り:テーブルから壁まで60~75cm
- ・座っている人の後ろを通る:テーブルから壁まで1m以上
最低限上記の空間を確保しておくと、スムーズに動作できる過ごしやすいダイニングスペースとできます。
何となくで配置してしまうと動線を確保できないかもしれないので、ダイニングテーブルを置いても支障がないか、事前に寸法を測っておくのがおすすめです。
部屋のサイズや人数に合わせてテーブルの大きさを決める
部屋のサイズや使用人数に合わせて、適切な大きさのテーブルを選びましょう。
部屋の広さに対してテーブルのサイズが大き過ぎると、動線が悪くなり過ごしにくくなるばかりか、圧迫感が生まれて実際よりも狭く感じてしまいます。
例えば、8畳であれば75cm角程度の2人掛けテーブルが、10~12畳であれば幅120cm~150cm幅の4人掛けテーブルが適しています。
また、一般的に一人の食事に必要なスペースは「幅60cm×奥行き40cm」とされており、使用する人数に掛けることで、必要なサイズの目安を計算可能です。
事前に計算しておくと、どのくらいのサイズのダイニングテーブルを購入するかの目安にできます。
ダイニングテーブルは暮らしやすい場所に置こう
ダイニングテーブルは毎日使う家具なので、サイズや配置によって、暮らしやすさが大きく左右されます。
スムーズな動線が確保できるような場所に置くよう意識すると、過ごしやすい環境の部屋に仕上げられます。
ダイニングテーブルの配置例を参考に、どのようなレイアウトにしようか考えてみましょう。
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