一枚板のオモテとウラ
皆様こんにちは。
一枚板にオモテとウラがあるのはご存知でしょうか?
テーブルにオモテとウラ?と不思議に思うかもしれませんが、一枚板には普通のテーブルではできない面白い使い方があります。
一枚板を初めてご覧になる方によく「どちらの面を使ったら良いですか?」と聞かれることがあったりします。
今回は知っているようで知らない一枚板のオモテとウラについてお話ししたいと思います。
オモテとウラの決め方
まずはオモテとウラがどのように決められているかです。
写真をご覧下さい。
一枚板は丸太をこのようにスライスしてカットをするのですが、真ん中を中心として外を向いている面がオモテ。
中心に近い面がウラとなっております。
普段は切り口面を見ることは少なく表面の杢目をご覧になることが多いと思いますが、一枚板は他のテーブルとは違い側面を見る楽しみ方もあるのです。
切り口面を見ることでどのように育った丸太だったのかを感じることや、年輪を数え樹齢を計ることもできたりします。
杢目の表情だけでなく360°様々な角度から一枚板をご覧になってみて下さい。
ひっくり返し方
それではどのようにしてオモテからウラ、ウラからオモテに変えることができるのでしょうか。
まずテーブルの横に椅子やクッションなど、一枚板や床に傷がつかないような準備をします。
両サイドから2人で一枚板を持ち上げ、先程準備した場所に一旦置きます。
この時一枚板の形によってはバランスを崩してしまうこともありますので注意して作業してください。
次に手を持ち替えあとは通常通り専用脚に置くだけです。
この時にスペースフィットという黒いすべり止めが脚にセットされているかの確認を忘れないようにして下さい。
作業は簡単ですが、一枚板はやはり重たい。
2人だけでは不安という方は無理をせずに手伝ってくださる方を探すか、難しい場合は店舗スタッフまでご相談下さい。
どちらの面が正しい?
アトリエ木馬の一枚板はオモテもウラも仕上げを行っておりますので両面お好きなほうをお使い頂けます。
お客様から「どちらの面が正しいですか?」などのお言葉を頂くことがありますが、答えは簡単でお好きなほうをご使用下さい。
杢目で選ぶも良し、お客様が来られた際にひっくり返していつもと違う表情で食事を楽しむなど普段の生活の中で変化をつけることができるのも一枚板の魅力となります。
是非一枚板を100%楽しむ方法を見つけてみて下さい。
オモテのメリット
それではオモテとウラではどのような違いがあるのか詳しくお話しさせて頂きます。
まずオモテ面。
基本的にはこちら側で使用するお客様が非常に多いです。
その圧倒的な理由として、一枚板のミミ(木の皮)が見えるからです。
一枚板には様々なミミの形や触り心地があり、他のテーブルでは味わうことができない一枚板ならではのポイントです。
座った時に自然にミミに触れ、木のぬくもりや優しさを感じる、一枚板をご検討の方のほとんどがこのような魅力をキッカケに一枚板をお使い頂いております。
ウラのメリット
ではウラ側の特徴とは?
オモテ面に比べて木の中心に近い部分となるのではオモテ面と比べて幅が大きくなる一枚板がほとんどとなります。
同じ一枚なのに杢目が変わり、サイズも変わる。
たった数センチと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが実際に体感してみると大きくなった、こちら面のほうが使いやすいなどのお声を頂くことも少なくありません。
それぞれの使い方
オモテとウラの魅力感じて頂けましたでしょうか。
どちらが正しいではなくそれぞれのライフワークに合わせてお使い頂ければそれで大丈夫。
オモテ、ウラと決めつけずに一枚板だからできることを存分に楽しんで下さい。
木馬オリジナルプレート
アトリエ木馬では自社製造の証として一枚板をご購入頂きましたお客様にはアトリエ木馬オリジナルのプレートをお渡ししております。
お客様の好きな箇所に貼り付けて頂いて構いません。
もしご指定がなければオモテ側に貼らせて頂いておりますのでスタッフにお声かけ下さい。
一枚板のオモテとウラ、楽しんで頂けましたでしょうか。
同じ板なのに厚みが数㎜変わるだけで杢目の表情が変わるのが一枚板。
これから一枚板をご検討の方は是非、オモテだけでなくウラ面も見てご検討ください。
印象がガラっと変わる素敵な一枚板もたくさんご用意しております。
また一枚板選びでお困りの方は是非、一枚板選びご購入の流れもご覧下さいませ。
店頭では木のプロ、一枚板のプロであるスタッフが「分からない」や「不安」を取り除いてくれます。
お気軽にご来店、ご連絡お待ちしております。