楠の巨木
皆様こんにちは!
本日より6月がスタート。一か月は早いですね!
今、第一工場では大きな楠を仕上げています。
こちらの楠、全長4m50cm
樹齢約500年以上
奥行 1m80
厚み25cm
重さはなんと1トンになります!
あまりにも大きすぎる為、機械には入りません。。
ではどうやって仕上げているのかというと
職人の手作業です!!
機械では平滑面を出すことが出来ない為、鉋でミリ単位で削っています。
(人が乗っているとスケールがわかりますね!)
鉋の調整、研ぎ方で仕上げが変わるためとても繊細な道具で、職人の技術がないとうまく扱えません。
そして実はこの楠には大切なエピソードがあります。
この楠2011年7月の九州北部の豪雨にて矢部川の増水により倒れ、流され
縁あってMOKUBAにやってきました。
このような大きく、重さがある巨木でも流されてしまうような自然災害の脅威。
決して忘れずに、ずっと語り継がれていかなければいけない事だと感じます。
この文化的にも大事な意味を持つ楠。とても仕上がりが楽しみです。
職人の手仕事と楠の歴史が合わさって、これまでにない一枚板になりそうです!