優しい光を放つ一枚板
皆様こんにちは!
アトリエ木馬神戸ギャラリーです。
ここ数日、日差しはあるものの比較的涼しい風が吹いている神戸です。周りの青々と生い茂った木々の葉擦れの音が心地よく、リフレッシュされます。
さて、今回は爽やかさや華やかさを味わうことができる、一枚板をご紹介いたします。
こちらはミズメザクラ(水目桜)という樹です。
漢字からサクラの仲間なのかなと思った方、いらっしゃるのではないでしょうか。
実はサクラの仲間ではなく、ミズメという木でカバの仲間なんです。樹皮の雰囲気や美しさが桜と似ていること、実際に木の性質や色味も似ていることからサクラと呼ばれています。
「ミズメ」は樹皮を傷つけると水のように樹液が出ることが由来で、「ミズメザクラ」は別名「ヨグソミネバリ」(夜糞峰榛)とも呼ばれています。
凄い名前…(笑)
若い枝の皮を傷つけて香りをかぐと、サロメチロールの匂い(シップ薬のような匂い)がするのが由来だそうです。
個人的にシップ薬の匂いは嫌いじゃないので、夜糞峰榛という名前はあまりに…です(笑)
心材・辺材のコントラストと光輝く杢が神秘的で優しい雰囲気があります。
ダイニングテーブルとしてはもちろんのこと、畳の部屋に座卓として置いてみてもカッコイイですよ。
是非ご来店いただき、このミズメザクラに触れていただければ幸いです。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。