久しぶりに製作風景をご紹介!
こんにちは。
本日は久しぶりに工場の様子をご紹介します!
工場へ向かうと、早速ノミを使ってなにかしていたので近づいてみました。
「入り皮」というものを取り除く作業です。
入り皮とは、木が生きている間に樹皮が傷ついてしまい、
その傷ついて成長が止まってしまった部分を周りが巻き込んで
成長したために内部に樹皮が入ってしまうことを言います。
割れの原因になってしまうため、きれいに取り除く必要があります。
そのお隣では接着材で細かいピンホールを埋めています。
ピンホールとは、いわゆる虫穴の事です。
自然を生きてきた木なので、当然虫が食ったり
するのは起こり得ることなのです。
ATELIER MOKUBAで扱う一枚板のほとんどは
樹齢数百年のたいへん長生きしてきた木です。
さまざまな環境で生きてきた「生き物」なので
まったく欠陥のないものは極めてめずらしいです。
ですので、それらも木の個性だということを受け止め、
皆さまが安心してお使いいただけるように、
細かい部分も配慮し加工を行っております。
万が一、使っている間になにか不具合が生じた
場合でも、アフターメンテナンスも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
さて本日のブログが今年最後の更新となります!
本年もご愛顧いただきありがとうございました^^
新年もどうぞATELIER MOKUBAをよろしくお願い申し上げます。
良い年越しをお過ごしください。