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更新日:2024.02.01

人気樹種紹介 ブラックチェリー

人気樹種紹介 ブラックチェリー

今回は、優しい色合いで人気のブラックチェリーについてご紹介させて頂きます。
チェリーという木の種類は聞いたり、家具屋さんで見たりしたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
今回は、アトリエ木馬という木のプロだからこそ知っているマメ知識や、家具をご検討の方に役立つ情報をお話させて頂きます。
是非チェリーの魅力を感じ、今後の家具選びにお役立て下さい!

この記事でわかること

  • チェリーの硬さ・木目・経年変化について
  • 国産家具ブランド「ニッポネア」のおすすめチェリー材家具

チェリーはどのような木 ①

初めに、チェリーの木とはどのような種類なのかをご説明致します。
アメリカンチェリー、ワイルドチェリーなどの別名がある種類ですが、アトリエ木馬で取り扱うチェリーは基本的にブラックチェリーと呼ばれる種類です。
木の特徴としては、黒い実がなるサクランボの木と覚えて頂ければと思います。
皆様がよく見るのは家具になった製品。よくお客様から「この木は硬いですか?」というご質問を頂くことがございます。
1が柔らかく10が硬いとすれば、ブラックチェリーは5くらいです。
非常に硬いわけではなく柔らかいわけでもない、という想像しにくい硬さですね。。。
木材として比較的柔らかいとされるスギの木が2と言われているので、それを考えると少し硬さの想像がつきやすいかもしれません。

チェリーはどのような木 ②

ブラックチェリーは主に家具材、内装材で使用することがあります。
アトリエ木馬においても一枚板テーブルだけでなく、サイドボードなどの家具に使用することもあります。
様々な家具に使用される理由としては職人さん、いわゆる作り手側の目線で言えば加工がしやすく扱いやすいという点です。買い手側、お客様目線で言うと木目の美しさ色合いの良さが上げられます。
それではブラックチェリーの木目とはどのような特徴があるのでしょうか。

木目の特徴

それではブラックチェリーの木目とは、どのような特徴があるのでしょうか。
まず心材と辺材では色合いが大きく異なります。辺材部分は白っぽい色合いとなり、心材部分は薄いピンク色になっていることが多く見受けられます。
ですが一枚板は他の家具と違い経年変化を大きく感じることができる家具となります。
経年変化とともに、段々と色が濃くなり最終的には濃いオレンジ系統の飴色になることが多くあります。
色の経年変化を楽しむ上では、ブラックウォールナットと並びブラックチェリーは、数ある一枚板の中でも非常に変化を感じ取れる樹種となりますので、そのような点もブラックチェリーが人気の理由の一つでもあります。
また日本のヤマザクラと似ていると言われている種類ですが、ブラックチェリーの方が少し色が濃い傾向になるのが見分けのポイントでもあります。

チェリーコーディネート ①

実際にブラックチェリーをご購入頂きましたお客様のコーディネートを見ていきましょう。
万人受けする樹種だからこそ、どのようにしてコーディネートしていいか悩んでしまう方は非常に多いです。
アトリエ木馬では納品事例だけでなく家具のプロ、木のプロが考えたコーディネートを多数掲載しております。
是非そちらもご覧下さいませ。まずはこちら。

床色は明るいナチュラルで脚と椅子は重厚感のあるウォールナットでバランスを取ったコーディネート。天板を同じウォールナットで合わせるコーディネートも人気ですが、ブラックチェリーにすることにより、大きな差し色となっています。
扱いやすい2種類の樹種だからこそ組み合わせの相性は抜群です。

チェリーコーディネート ②

続きまして、こちらのコーディネート。

床材はなんとブラックチェリーと同系色での統一コーディネートです。
お部屋全体が優しい色合いとなっており、あたたかさで包み込んでくれそうな空間となっています。

ここで豆知識をひとつ。
床や家具のバランスを整えるのは、皆さんが一番気に掛けるポイントだと思いますが、意外と盲点なのが照明です。昼光色、昼白色、電球色など部屋照らすだけでも色々な方法や見せ方があります。
照明に関してはまた次回のブログにて掲載致しますのでお楽しみに。

ブラックチェリーの多様性

ブラックチェリーはウォールナット材、オーク材と並び様々な家具でも活用されています。
ブラックチェリーは丸太の性質上、幅が大きく成長するのが難しい樹種となりますので集成材テーブル、テレビ台などでも近年見受けられことが多くなりました。
アトリエ木馬だけではなく、同じく自社ブランドのニッポネアという国産家具メーカーでも製品化しております。
同系色コーディネートを組む際に是非参考してみて下さいませ。

テレビボード プロット

暖かい色味のチェリー材を使用しながらも、凛とした佇まいを意識した高脚のテレビボードです。
脚部分は丸い形状を採用し、軽やかな印象もあります。
また留めの構造を採用しているため木口が見えず、美しいおさまりをしているのもポイントです。

ダイニングボード ハルキ

こちらのダイニングボードは「飾る」をテーマに製作してます。
サイズに関しては、従来製作していたダイニングボードよりも高さを低く設定しており、小柄な方でも使いやすいサイズ感となっております。
ガラス戸板真鍮取手を使用しているのもワンポイントのおしゃれさがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ブラックチェリーの魅力を感じて頂けましたでしょうか。

木材は知れ知るほど奥が深く、普段の家具選びが楽しくなります。
これから家具を検討されている方、お部屋の雰囲気を変えたいと思っている方が今回のお話を知って頂き、家具屋に遊びに行った際にチェリーを見て頂ければ幸いです。
是非その際はアトリエ木馬にも足を運んで頂けるのをお待ちしております。

もちろん、ブラックチェリーのみならず高品質の一枚板をたくさん展示しております。
ご来店お待ちしております。

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